新年はじめて観る映画は何が良いか？
いつも行っている映画館の上映スケジュールの中で、
とにかく心惹かれたのが、
この『禅・zen』でした。


テレビCMでも妙に気になっていた作品です。
感動野郎的には、ちょっと「おくりびと」に似たインスピがあったんです。
年の始めに観るには最適の映画でしょう。



静か。。。
本当に静かな映画です。


道元禅師の凛とした姿。揺るぎない孤高の精神。
全くブレがないその姿は、
格好良くもあり、美しくもある。


劇中で非常に心に響いたのが、

「あの世で極楽浄土に行ってどうする。
生きている今こそ、極楽浄土にせねば。」

そうだねぇ～。
そのためにも無駄に生きることなく、
自分は勿論、周りの人たちも、
愉しく、幸せな人生を送れるようにしないとね。


感動野郎には、欲を全て捨てることはとてもできませんが、
道元禅師のお言葉でもある、
「あるがままを受け入れる。」
ということを心に深く刻み込ませて頂きました。


感動野郎は実は、本格的に座禅を組んだことがないのですが、
これからは、例え５分でも、
１日の中で禅を組む時間を時間をつくり、
心の浄化を図りたいと想った次第です。
実際やってみると、
心がすごく穏やかになるんですよねぇ～。


そうそう。
欲の塊のような役どころとして、
哀川翔演じる「松蔵」の存在も対比として面白い。
（チョイ役だけど、結構重要な存在かも）

主演の中村勘太郎さん。
お父さんに似てきたなぁ～。
声や容姿、表情なんかもたまにタブって観えたほど。

いい映画観たなぁ～って感じです。


それにしても途中で、
お腹が思い切り大きく鳴ってしまった。
それも結構静かなシーンだった。。。
感動野郎まだまだ未熟なり！