テーマ:最近観た映画。(39933)
カテゴリ:感動野郎が観た映画
昨日(6日)ですが、仕事帰りに映画を観てきました。 「20世紀少年第二章」や「007」などが話題ですが、 感動野郎のアンテナに引っかかったのが、 「誰も守ってくれない」でした。 2年前に公開された「それでもボクはやってない」と、 同じ臭いがしたんですね。 「自分が同じ立場に立たされたら・・・」という意味合いでしょうか? 実際にホラー映画よりも怖い感じでしたよ。 小学生姉妹殺人事件の容疑者として、 平凡な家族の未成年の長男が逮捕されたことで、 その容疑者の妹(15歳)を、 マスコミや世間から守る任務を受ける刑事。 この加害者の家族を守るという任務ですが、 マスコミや世間の好奇の目に晒されることに耐えられなくなり、 自殺をするケースが多いため、それを阻止するという。 表向きはその“命”を守ることなのですが、 実は死なれると、事件の調書がとれなくなるという、 意味も隠されていたりする。。。 護衛を任された刑事。 実はこの刑事にも“影”がある。 3年前にある捜査のミスで、 幼い子供が刺殺されるという事件の当事者。 これは上司の命令に従ったまでのことなのですが、 彼は責任を重く受け止め、心に傷を負っている。 物語では、この3年前の被害者の家族(両親)も巻き込む。 警察組織の裏側。 またまたネット社会における悪しき風潮。 マスコミの行き過ぎた行動・言動・報道。 さらには刑事の家族まで巻き込んでいく。 (刑事の家族に関しては映像では出てこない) それらが絡み合って、 様々な角度から心に訴えかけてくる! マスコミが刑事に言う。 「ご遺族は、加害者の家族にも死んで償えと思っている!」 3年前の被害者の父が刑事に言う。 「警察は被害者は守らなかったのに、加害者の家族は守るのか!」 とにかく心にズシンズシンと訴えかけてくる秀作です。 いまや日本を代表する俳優のひとり「佐藤浩市」。 同じく日本を代表する子役のひとり「志田未来」。 さすが魅せてくれますねぇ~。 「松田龍平」が演じた刑事も、 ちゃらんぽらんしてそうで仕事は出来る!って感じで、 なんか好きです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/08 09:27:20 AM
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