まぁ説明は不要ですね。
今年のアカデミー賞にて、作品賞・監督賞など６部門を受賞した、
イラクを舞台とした、爆発物処理班を描いた作品です。
そりゃ天下のアカデミー賞ですから、観るしかないですよね！



これほどの緊張感のある映画は久々だなぁ～。
正直はじめはドキュメンタリー的で、
「どうなんだろう？」と、想っていたのですが、
その緊張感を醸し出す演技力が素晴らしく、
もういつ呼吸をすれば良いのかと、引き込まれていく。



特に砂漠での狙撃戦は、緊張の極致でした。
感動野郎までが、いつ撃たれるかという恐怖を感じるほどに。。。
ライフルの弾の装填をスムーズにするため、
弾に付着した血をつばで拭き取るシーンなども生々しい。。。



何よりもこの世界が、現実にもあるわけで、
この極限の緊張感で毎日過ごしている兵士達の心中は計り知れない！
変な意味での高揚感！
そりゃ叫びたくもなれば、泣きたくもなりますって！


主役の彼は、爆弾処理のスペシャリスト！
そして行動や言動も過激で、危険な香りをプンプンさせている。
しかし、一度任務を終えた彼は、
そんな雰囲気を微塵も感じさせない、極々普通のパパ。
（実際は、離婚しているが同居という設定）
だけど最後にはまた彼は戦場へと向かっていった。。。
その答えは冒頭に流れるテロップが全てを物語っている！
「War Is A Drag」


しかしこの映画の監督が女性というのが驚きだよな～。
この緊張感を是非あなたも味わって頂きたいです！
しかし！！！
それでもやはり感動野郎的には、
アカデミー賞は『アバター』だなぁ。。。



⇒ 「ハート・ロッカー」

※是非こちらもご覧下さい！
⇒ 映画「ハート・ロッカー」で、グサッ！ときたことば。。。