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今回は『彫刻』の扱い方。 日本での彫刻の代表格である『仏像』の梱包作業についてでした。 これは興味のある者にとっては面白い勉強よね。 先日、阿修羅展で『いかにも「展示物」って感じでちょっとな~』って書いたんだけど、 ちゃんと『撥遣(はっけん)法要』っていうのがあって、彫刻から仏様としての魂を 抜いて、美術品としてのお姿に戻すって法要が執り行われているんだって! (あとは安全祈願も含めて。) ネットで調べたところによると開梱された後に、まだ開眼供養をするって書いて あったけど、テレビ授業では展示中の魂の所在(笑)については触れていなかった。 普段は信仰の対象とされているものなので、物質的な取り扱いは当然のこと、 点検ヶ所の記録として写真に残すときも住職に断りを入れてから行うなど、 気持ちの面でも配慮が必要とのことだった。 そうだよね~お寺の住職からしたら複雑な気持ちだろうね。 たくさんの人に見てもらいたいって気持ちから展示を許可したりしているようだけど 普段自分が大事にしている仏様が旅に出るとなっては心配だろうな。 とにかく顔はもちろんのこと、細かい指先とか頭の飾り部分とか、丁寧に包んで破損が 無いようにグルグル巻かれてた。 それでも、全部きっちり巻けば良いってことでも無いらしく、これもまた経験とか。 この回で何より気になったのが、先生が説明し、実際に作業している人が『日○通運』 の服を着ていたってこと。 で、さっそく検索してみた。 指導を受けた先任スタッフや美術品専用車があるらしいっっ!! これは凄い… 世の中にはいろんな職業があるもんだね… そりゃぁ、運んでる誰かが存在することは間違いないけど、考えたことなかったなぁ。 毎回毎回、特に勉強と直接関係のない部分での感動が多いような気がしますが 新しい発見(情報)が多くて驚いてばかりです! じわじわと面白いと感じながらビデオを見られるようになってきた感じがしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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