日本は、犯罪天国?笑
日本人のいいとこは、たとえいやなことでもはっきりといやと言わないとこだという人がいる。相手に気を使って言わないというわけだが、これがこと犯罪ということになると、いいとことは言えない。最近横行している化粧品や絵、宝石などを買わせる詐欺まがいの商法。これが実にその日本人のいいとこっていうのを利用している。「これをこうして塗るとほらこのしみが全く見えなくなるでしょ?で、これにはヒアルロン酸が入ってるからしみもそのうちなくなるでしょうし、今なら、普段の○○%引きですし、お買い得ですよ。」この巧みな言葉とあまりのしつこさで、たとえ買う気がなくても断りきれなくなる日本人がなんと多い事か!“たった3000円だし、いっか。”なんて微塵も思ったらいけませんよ!思って買ったが最後、この人は押せば売れる人って思われて気づけば、あれやこれやと買わされてしまいますよ。(笑)さて、上の長い「」。あれを見てあれ?って思った人、なかなかGood!ですね。この文章の中にあるおかしな点は・・・『しみもそのうちなくなるし・・・』と『○○%引きですし』の部分。後の部分は気づいた人が多いのでは??この○○%引き。いったい元はいくらから引いたのかっていうのがポイント。たとえば、『定価の50%引き!』お、安いな!?って思うかもしれませんが、この定価自体向こうが決めているもの。化粧品だけに限らず、宝石や絵だって当たり前のように言うと思います。そして、前者。「どこがおかしいの?」って思いませんか。それをこれから解説、解説・・・女性であれば、しみやそばかす、しわなどを気にしている人が多い。それがなくなるっていうだけで飛びつく人も多いのが現実。しかし!ここで見落としてほしくないのが、『そのうち』という言葉。『そのうち』という曖昧な表現は、基準がない。人によっては、1ヵ月後でもそのうちだし、10年後でもそのうちに入る。ここに言葉のテクニックがある。使う側からすれば、長くても1年ぐらいでしみなどが消えればいいと思うのではないでしょうか?これがいわゆる化粧品を買う側の『そのうち』の長い方の基準だと思う。売る側の基準なんて、50年でもそのうちである。この差は大きいですよね。そして、売る側からすれば、ある意味1年も使ってくれる人なんて「上がも」だと思う。そして、1年後。当然、使う側は文句を言いに来る。(この時点で半分くらいの人はあきらめて何も言わないと思う)「1年間、お宅の化粧品を使ったけど、しみなんてぜんぜん消えないじゃない!」すると売る側の人たちは、「人によって個人差がありますから・・・」などと言葉を濁す。それも親切で丁寧な言葉の使いまわしで。ここで、さらに言った人の半分が妙なその腰の低さで納得してしまう。さらに問い詰めると、向こうはそのうち逆切れする。「そのうちっていうのはそのうちなんですよ!もしかしたらこれから1年後かもしれないし、明日にはしみがなくなるかもしれない!こればっかりははっきりとはいえませんですしね。もし我々を信じていただけないのなら、化粧品を変えていただいても結構ですから。」と、かなり強い口調で言われる。こういわれると何も言えなくなってしまう人が多いのが今の日本人。時に何も言わない事を美徳とする日本人の性質。これを利用するのが彼ら詐欺まがい商法の人たちの手っていうやつですね。だって、彼らは一切うそを言ったり、相手をだましているわけではないのですから。さっきの化粧品でも、ヒアルロンさが0,01gでも入っていれば、ヒアルロン酸は入っているわけだし、ヒアルロン酸が入っていればしみがなくなる可能性もあるわけだし、○○%引きもうそでもなんでもない。だから、だましているわけでもないのが彼らの言い分ではないでしょうか?売る側の意志と、買う側の意志が合致してれば、法律的に訴える事が難しいですし、何よりも費用の面で大変ですよね。ではどうすればいいのか?という事ですが、おいしい話には必ず裏があるということを常に意識している事だと思います。その一つの典型的な例が、先物取引など。たまに電話かかってきませんか?「実は、○○という投資に関しての話をさせていただいているものですが・・・」この電話、つまりお金を先行投資してもうけませんか?という話なのだが、よく考えてほしい。。。この人はなぜこんな儲け話を知っているのに、自分でやらないのだろうか?ということを・・・・。だって、そんなおいしい話があるのなら、当然人には教えずに自分がやる。これが普通の人の「性(さが)」ですよね。おいしい話には裏がある。よく言われることだが、ほんとに気をつけなくてはいけないと思う。みなさんも気をつけませう・・・m(__)m