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テーマ:韓国!(17292)
カテゴリ:韓国伝統茶
【韓流ドラマの五味子茶】 『チャングム』のイ=ヨンエさんが五味子茶を愛飲されている、ということで韓日で人気沸騰した五味子茶、実は『宮』でも韓国皇室ご一家が冷たい五味子茶を飲まれています。原料の五味子は和名キタサネカズラといい、日本にもミナミサネカズラがあり『万葉集』に散見します(02)。五味子は漢方薬なので当然『ホジュン』にもしっかり登場です。山陰に逃げてきたホジュンと母に対して、宿のアジュマが「智異山(チイ山)で数年、銀を掘るか、薬草・五味子を取れば、後の6年寝て暮らせる」と説明しています。日本語字幕では五味子が抜けています。韓国味ごよみのお客様にも持病のために探されてきた方がよく見えますが、薬効云々は別としても、お茶として本当に美味しいものです(製品によります) 【五味子と五味子茶】 秋に取れる赤い五味子の実だけで、甘い、酸っぱい、苦い、塩辛い、辛いの五つの味を兼ね備えるのが五味子の由来とされますが、種と果肉ででる味が異ります。実際には甘酸っぱい味が強いので、本当に五味がするのか、お試したい方には、必ず上質な製品がおすすめです。五味子茶としては果実そのまま、蜂蜜入り液体、粉末の3タイプありますが、続編に譲ります。 なお私の友人の一人は中国が大好きで、中国北京出身の女性(医療関係者)と結婚しています。お正月に五味子茶をお土産にしたところ、知人も奥様も「これ何?」と、いろいろと質問されました。五味子茶は韓国のもので中国にはない筈ですが、改めて納得しました。 (01)オミジャチャ、オミヂャチャ、オミザチャ、五味子茶のカタカナ表記、けっこうばらけているようです。 (02)済州島には特産の黒五味子があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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