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テーマ:韓国!(17292)
カテゴリ:韓国伝統茶
今回は、五味子茶の3タイプを整理します。基本的には3よりも1・2の方が美味しいです。
1.五味子の実をそのまま利用する方法 バケツの水に五味子の実を10時間くらいつけておくと、赤っぽいきれいな五味子茶ができます(水出しコーヒーの器具で試してみたいのですが・・)。100パーセント純粋な五味子茶ですが、実際には甘みが足りないので、お好みで蜂蜜やシロップを入れて飲みます。 メーカーによっては五味子を粉砕してすぐに入れられる製品もあります。とくにティーバックはお手軽です(このメーカー、「無農薬」など良質な製品を作る有名な会社で、ここの製品は韓国でも普通のお店にはなかなかありません。五味子茶も韓国東南部の清浄地域で栽培された「無農薬」五味子が原料です。ちなみに営業担当の方、なかなか楽しく会話をする男性で、電話がくるとすぐに声で判ります。 2.蜂蜜入り液体タイプの五味子茶 五味子の実を大きな甕の中で寝かせてペースト状にした五味子原液に蜂蜜を加えたものです。大雑把に言えば良質な製品ほど五味子原液の比率が上がりますが、安価な原料を使えば、同じ値段で五味子原液の比率は上げられるので、比率だけで最終的な品質判断はしない方がいいと思います。安価な五味子として最近は中国産の五味子も使われているようで、逆に高くても良質な五味子として済州島特産の黒五味子などがあります(中国・五味子の品質はノーコメントとします)。 3.粉末タイプの五味子茶 日本で数的に一番売れているタイプと思われます。五味子の他、松の実なども入り、冷水にも溶けやすいので冷五味子茶もすぐに楽しめます。とくに三和の五味子茶が有名ですがなぜか、昔は六角形、現在は四角形と箱が変化しています。ちなみに先日店長が買ってきた別製品の粉末タイプ、普通に入れると不味いのでがっかり、ところが一杯に2人前入れるとそれなりに美味しい。。多分、高い五味子を使っているので、一杯あたりの五味子の量が少ないのでしょう。店長と大笑いしました。なお液体タイプは粉末タイプよりもどうしても価格的に高くなるので、同一メーカー内でも安価な液体タイプより粉末タイプの方が美味しい場合があるようです。便利で美味しい粉末五味子茶、けっこう存在感は大きかったりします。 なお、五味子茶の他に、五味子の実を絞った「五味子汁」もあります。日本では五味子茶ほどは知られていないようです。熱・冷両方で飲む五味子茶に対して、五味子汁は冷たいジュース限定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.20 09:51:49
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