楽天店で『○のソナタ』の写真を配したオリエンテーション・クイズでも開こうと、数年前の旅行の写真を焼いています。そのついでに『秋の童話』の舞台の一つ、成人後のウンソが本当の母親と暮らしていた、雑貨屋(というより駄菓子屋?)がある、江原道・束草(ソクチョ)のアバイ村の写真も焼きました。
東海に面した束草、38度線にも程近い港町で、金剛山ツアーやロシアとのフェリーもあります。自然環境はよいところで、東海のほか、市内東南部には韓国の名山雪岳山(ソラクサン)があり、あきれたことに、反対側の市内北西部からバスで30分、海岸を離れて15分程度で岩肌険しい山間のキャンプ地になったりします(韓国のバスのスピードですが・・もちろん)。私は市外バスターミナルから両替のため、この雪岳山ケンシントンホテルまで往復して、山奥の岩肌むき出しの光景への変化に愕然としました(感じのよいホテルでした。ロビーにブリタニカが置いてあるなど、イギリスのイメージです。客室内とレストランの味は未確認ですが、ホテルマンもホテル内外の雰囲気もおすすめです)。本当に奇麗な山です。
『秋の童話』では一度だけ、テソクとジョンソがお酒を飲む背景に、夕暮れのシルエットとして雪岳山が見えますが、日本では吉岡秀隆さんが出演した、韓国焼酎『鏡月』のコマーシャルででてきます。(うちの李さんは学生の頃、友達が好きだった年下男性がいるので、つきあいで時々束草へ宿泊旅行に駆り出されたとか。ソウル方面からのバスは雪岳山山嶺を越えます。私は5月に春川からのバスで雪岳山を心から楽しみましたが、李さんに言わせると冬場は相当怖いようです)。
ただ束草自体は港を囲むようにできた町で、雑雑と飲み屋さんが多いです(接待女性のいると思われるサロンも含めて)。『秋の童話』で夜に港のシーンがでてくると、背景のボケた明かりが色とりどり奇麗ですが、実はサロンやホテルのネオンなんですよね。。。。韓国は普通のホテルもラブホテルも区別がないとは言いますが、旅行者が避けたくなるネオンのホテルが目立ちます(私は南のヤンヤンで泊まりました^^;。。。。。。。)
やっと写真の解説に入ります。港の東側に南北に延びる幅200メートル(あるかな・・)の細長い砂州の上にアバイ村があります。市街からは、渡し船で移動します。『秋の童話』をご覧になられた方は、オープニングにも見える、あの渡し船です。実はこれ、海底にロープがわたされており、乗客が船上に出てくるロープを特殊な金具でひっかけて、自分たちが歩いて前から後ろへ移動する人力で進みます。私は一日に3回往復してもへたくそで、先頭さん?にあきれられてました(最後は日本からきたのかと質問されました^^;。。。。。。。)。ちなみに写真はアバイ村側です。実は『秋の童話』の後、港を南北に結ぶ橋ができ、アバイ村は橋のむこうには見えません。渡しの幅も狭くなってます。(しかも夜にはこの橋、何色も使ったケバケバしいネオンまで光るのがなんとも。。。。)
ドラマでできた駄菓子屋さんは橋のすぐ向こう側にあり、中に入るとファンの楽書きが一面書かれていたりしますが、、、続きのお話はまた別のときに書きたいと思います。