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テーマ:韓国!(17286)
カテゴリ:韓国茶と韓流の旅2009春
パンスターフェリー所属パンスターサニー号、大阪南港から釜山港へ向かう旅一泊、ご紹介の後半です。
●船内外のご紹介 建造は1993年、 船籍はパナマですが、これはパナマが政策的に税金を優遇しているためで多くの船がパナマに籍を置いています。 国際トン数 26.847t 積貨トン数 5.868t 全長186m 船腹25.5m 乗船定員 683名 免税店、レストラン、カラオケルーム、サウナ・大浴場、ゲームルーム等、多彩な娯楽施設があることになっていますが、ゲームルームはあったか、、忘れました。PCルームは鍵がかかっていた気がします。 こういうご案内も掲示されています。 タラップから乗船して最初のエントランス、フロントです。スタッフは全員韓国人ですが日本語を話せる方も見えるので問題なし。両替もお願いできます。フロントの後方はテーブルが置かれ、簡単なバーがあります。 エントランスには大きな液晶?テレビと、船の位置表示、国際電話があります(国際電話は一部のクレジットカードのみ利用可)。 韓国入国に必要な書類もおいてあるので、暇な間に書いておくといいと思います(注・書類には、乗機の欄に「パンスター」と印刷されているのはよいのですが、出発地が「釜山」、入国が「大阪」と反対に印刷されています。別に問題はないのでそのままご利用ください。 ※ヨット乗りの父親に確認したところ、青い数字は水深、航路ぞいの「T」はブイで船はこのブイに対して右側通行するのが原則とのことでした(右側通行は大英帝国の名残ですね。。)。 中央の階段を登ると、ガチャ玉や自販機のコーナーがあります。帰りのドリーム号では、いろいろと撮影しましたので、ガチャ玉ご紹介の記事もできそうです。 さらに上の階にコンビニがあります。サニー号ははじめてですが、昔のドリーム号にはなかったので比較的最近の設置でしょうか。面白いことに飲み物など船内の自動販売機はすべて日本円ですが(ジュース120円、ペットボトル150円と普通の値段です)、コンビニは殆ど韓国の商品でウォン表示、円で利用する場合は店員さんが電卓で計算しています。その時々のレートで計算しているようです(後述するように、食堂メニューは10000W=1000円の固定相場制です) 船内は全面禁煙でデッキに喫煙所が設置されています。煙が船尾側へ流れますので、兼煙家の方はデッキでは少し気をつける必要があります。 ちなみにこれはボートです。潜水艇ではありません。これも父親に聞いたところ、遭難時に波がかかると身体が冷えるのでこういう船体らしいです。 お風呂はサウナもつき、大きな窓からのながめも合せてなかなか快適です。貴重品はベッドに小さなロッカーがありますが、お風呂場の脱衣所にも設置されています。なおサニー号はお風呂場近くの通路にもコインロッカーがあり便利ですが、帰りに乗ったドリーム号は現在、通路にロッカーはありません。ちなみに下はサニー号のサウナのご案内です。お約束の日本語の誤りはあえて言及しないことにします。 ●トッポギ試食会と明石大橋 フロントにも案内が掲示されていますが、出港後しばらくすると日本人対象の「トッポギ」試食会の案内がありました。片隅にカフェのカウンターもあるレストランが船体前部にあり、そちらで開催です。船客相手のスタッフはごく少なく、フロントの女性がバーにいたり、試食会の面倒から全部こなしています。今さらトッポギ試食でもないのですが、のぞいてみるとマッコリーもついて、ちゃんとしたお味でした。そのままのんびり雑談をつづけるお客さんも多いです。 明石大橋をくぐります。橋などに近づくと早めにアナウンスが入るので、カメラをもって集まるのがお約束です。季節にもよるのでしょうが、夕方に大橋をくぐるのは何回みても悪くない光景です。 ●夕食 橋をくぐり、18-19時頃にレストランで食事です。メニューは下記のみです。 ・とんかつ 10000w(1000円) ・石焼ビビンバ 10000W(1000円) ・カルビスープ 10000W(1000円) ・うどん定食 10000W(1000円) ・焼肉定食 12000w(1200円) 私はお昼もたべていなかったので、乗船してすぐコンビニで仕入れて客室で食べてしまいました。卵とキムチのお弁当2500Wなどなど、お腹がすいて結局またコンビニ弁当を買いましたが。。。。 (帰国後にホームページをみていると、キムチなど臭いのするものは客室内で食べてはいけないらしいのですが、船内で案内はみてないです。) ちなみに朝食メニューもご紹介です。 ・和食 10000W(1000円) ・洋食(American Breakfast) 10000W(1000円) ・ワカメスープ 10000W(1000円) ・干シスケトウダラ入り二日酔い用スープ10000w(1000円) 「干シスケトウダラ」は原文表記のままです。確かに韓国では二日酔いにはメンタイスープですが、「二日酔い用」とわざわざ説明をいれているところが親切です。私は気がついたら朝食時間が過ぎていたので、コンビニのハンバーガーと牛乳で済ませました。 ●ナイトショー レストランは食事の後片付けが終わると、ナイトショーがあります。まず写真のマジックショーの後、カラオケ大会、はては舞台上でディスコ大会になっておりました。マジシャンさんは手品から司会まで大忙しです。カラオケ・踊りのたぐいの乗りはやはり韓国人はよろしいようです。ディスコタイムには15名程台上で踊っていました(というか、私が数回覗いた限り、日本人は一人も舞台に参加していなかつたような・・・) 昔のパンスターフェリーは、ロビーでかつぎ屋さんたちが勝手に宴会をひらいて、カラオケでもないのに大声で歌いながら踊っていましたので、ずいぶん客船らしくなったものだと思います。 ちなみにナイトショーのメニューです。レストランに入らなくても入り口から見れてしまうのですが。。。。 ・ASHAHI生ビール2杯+おつまみ 10000w 1000円 ・ASHAHI生ビール1杯 5000W 500円 ・HITE3本 10000W 1000円 ・HINEKEN3本+かわきもの 12000W 1200円 ・おいしいおつまみ盛り合わせ 5000W 500円 (ソーセージ+フライドポテト+ピーナッツ+果物) ●玄界灘 大阪・神戸から釜山にむかう場合、関門大橋をくぐるのは早朝3時30分~5時頃、いまだに一度も行きに見たことがありません。目が覚めると玄界灘です。瀬戸内海は本当に静かで列島に出現した弥生文化が1世紀で濃尾平野へ到達したのも、瀬戸内海のゆきどまりに河内・ヤマト政権が誕生するのも妙に納得されますが、玄界灘はやはり多少ゆれます。沖ノ島が、続いて対馬が左手に見えます(8時半~9時頃)。今回は写真がありませんが、沖ノ島は海の上に落ちたしずくがそのまま島になつたように丸い形です。はじめて朝日で浮かぶ島をみた時は、「古事記」にでてくる、イザナキ・イザナミが「天の沼矛」で「塩こおろころとかき鳴らし」、その雫から生まれた「おのごろ島」を連想したものでした。瀬戸内海も船は多いですが、玄界灘も船をよく見ます。 あまり落ちもないお話で失礼いたしました。ということで、次回は釜山上陸編です。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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