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テーマ:韓国!(17200)
カテゴリ:韓国
通訳のスタイル(2004.11.20)
*日記にハングル入力ができなくなったので、生活の中から語学ねたをひとつ。 私も会社で通訳をすることがある。 通訳といっても、それが本職ではないし、また仕事の内容に限られるから、内容が限られているのでやり易い。 日本人を交えての打ち合わせの時だ。 相手方が英語を十分に使いこなす場合は英語で進行するが、そうでない時は、日韓・韓日の通訳の登場となる。 規模は通常数人程度だ。 双方、資料の発表、質疑応答をする。 通訳は私のほかに、職場には日本語の得意な李(い)さんと朴(ぱく)さんがいる。 通訳のスタイルを比べてみた。 私(韓国語広場)の場合 (日 => 韓) 短い節単位で、同時通訳式。 (韓 => 日) 話をある程度聞いてから、まとめて通訳。 李さんの場合 (日 => 韓) 話をある程度聞いてから、まとめて通訳。 (韓 => 日) 話をある程度聞いてから、まとめて通訳。 私の場合は、 (日=>韓)の場合は内容を憶えておいて後で韓国語に訳するより、長くて一文ずつ程度の単位で、知っている韓国語を駆使して訳していくほうが負担が少ない。 これは、 (1)日本語は当然100%理解できるから、すぐ韓国語訳の作業に移れる。 (2)日本語と韓国語の語順が同じなので、全ての内容を理解する前に訳を始められる。 (3)まとめて韓国語に訳そうとすると、韓国語を一度にたくさん考えるのが大変だ。 また、(韓=>日)の場合は、話を聞いて内容を考えてからまとめて通訳する。 これは、 (1)ネイティブスピーカーである韓国人の韓国語には、私の語彙、文法の実力不足のため、分からない部分がある。 従って、リアルタイムで内容を正確に理解できないので、前後関係から内容を補う必要がある。 (2)韓国語の内容の理解に集中するために、ネイティブスピーカーの話すスピードについていくほど、すばやく日本語に出来ない。((1)とオーバーラップ) 一方、李さんの場合、 李さんの日本語レベルは私の韓国語のレベルに近い。 やや上手かもしれない。 両方とも少しまとめてから話をする。 李さんは(日=>韓)通訳の時は、日本語を聞きながらメモをとって、後でそれをみて韓国語に通訳している。 上手な通訳だが、日本語ネイティブスピーカーの私には、ところどころ、抜けているのが分かる。 理由として、私の推測。 (1)理解できない日本語があった。(これは当然。) (2)メモをとっていたために、聞き漏らした。 または、メモを取りきれなかった。 どちらのスタイルがいいのだろうか? 一長一短あるのかもしれない。 私としては、発表中の質疑が活発な韓国では同時進行がいいように感じている。 また、話し手の雰囲気も話の部分部分の時間の長さまでも自然に伝わるように思う。 いかがなものだろう? * 電子メール: kankokugohiroba@hotmail.com * ホームページ: http://plaza.rakuten.co.jp/kankokugohiroba/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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