冠婚・葬祭・森羅・万象

日本の人口はここ２、３年をピークに減りはじめると言われています。
生まれる人より、死ぬ人が増えるのです。
高齢化社会で唯一需要が見込める葬儀業。
誰でもはじめられる資格のいらない職業ですから新規参入も急増しています。
一見成長産業に見える業界も、競争が激しく、現場は順風漫歩ではありません。
そんななか日経MJに「商店街が手作り葬儀社」（04年10月15日）という記事が載りました。
「あらい商工葬祭共同組合理事長」疋田実男氏の取材記事です。
それは、大手チェーン店で衰退した地域商店街の、新しい助け合いネットワークを生み出し、新しい需要を生み出しているというものです。
地域のつながりの中で成立する「お葬式ビジネス」の原点を考えさせてくれます。