冠婚・葬祭・森羅・万象

先日東海地方で葬儀会館の建設について伺った時、その会社の経営者の地域密着度に驚きました。

お葬式には返礼品や食事がつきもの。
返礼品は余れば返品が聞きますが、食事は効かない。
その食事の数をほぼ正確に発注できる。
喪家もそのあたりはまったく解らないもの。余った分だけ喪家の負担になる。

その経営者は「いかに喪家の負担を少なくするかを常に考えています」と言っておられました。

地域で８０数年営業されて、地域の事ならなんでも把握されている。マーケティング等の手法では無く、まさしく経験と勘で営業されている。

素晴らしいことです。

その後　愛知県の葬祭業を営んでおられる皆様の会合でお話をさせて頂きました。そこへ集まられた会社も３代目や４代目などが集まられて、地域密着で大きく発展されている会社が多くありました。

「葬祭業」は全国展開されている会社も沢山ありますが、原点はやはり「地域密着」。
地域に根付くためには並大抵の努力ではできません。
地域貢献も必要です。
３６５日２４時間営業の皆様の表にはあらわれない日々の努力に感激した一日でした。