冠婚・葬祭・森羅・万象

いま若い人のモラルが云々されていますが、中年域の人々のモラルもかなり（以前からか？）低下しています。

列車移動中の携帯電話の社内通話は中年のオヤジ、オバハンが非常に多く若い人の通話はひじょうに少なくなりました。携帯電話を上手につかっている若者を見習って欲しいものです。

注意して逆切れするのは若い人ばかりではありません。
逆切れなんて中年のオヤジ、オバハンの得意技。
歩きタバコもしかり。
朝の混雑する歩道等でのプカプカオヤジがどれほど多いか。
私はタバコを喫いません。
喫煙者の多いところにいると髪の毛は臭くなるし、服も下着迄が臭くなる。
のどや目も痛くなる。
迷惑を振りまいているのを知らずにあっちこっちでプカプカ。
食事中も隣でプカプカ。

他人に対する気の使い方なんて団塊の世代は教えてもらわなかったのでしょうね。競争競争で。日本人は寛容な民族なのでしょう、誰も注意もしないし、見てみぬふり。夜は夜で酔っぱらって態を無くし周辺の人々に迷惑をかけまくる。そんなオヤジを見ていると悲しくなるし（そう言う私もオヤジ年齢なんですが）

そんな両親や上司を見ている若い人々のモラルは良くなるはずが無いのですよね。

会社という組織でいくら出世シ、地位があっても一歩会社をでると、社会と言う大きなコミュニティーで平等に人に迷惑をかけないで生きなければならない義務があるのを忘れてしまっているのでしょう。

「会社」という単位でしか生きて行けない人々がどれほど多いのでしょう。

会社の価値観と社会の価値観は違う事が判断できない。会社を一歩でテも自分は◯×会社の部長のままなのでしょうね。

「個」で生活ができない。「自由」と「カッテ」が同意語で理解されている国には「モラル」という言葉は消え去ってしまうのでしょうか？
韓国ブームですが韓国には儒教精神が根付いており、年上の人を敬う心がしっかりと若者にも浸透しています。
「礼」を重んじているはずの日本。ゆとり教育も大切ですが「モラル」の時間を設けて戴き、若い人から再度「美しい日本の心」を作り直して欲しいものです。

団塊の世代の諸氏よ「個」で生きられる力を持ち、もう一度輝きを取り戻し、若い人々の夢を育んであげようではありませんか！