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2005.03.30
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カテゴリ:今日の気付き
シェア100%近かった会社が、瀕死の重傷。
葬儀施行シェアがほぼ100%近かった、地域一番店。
シェアが大きく他の追随を許していなかったというより、

問題>>>>ユーザーの選択肢が無かったのです。

シェアが大きいから多額の投資をする。順調に回収していました。

そのころ弊社では 他店の出店に備え、頻繁に販売促進活動の必要性をプレゼンしていたのですが・・・・
聞く耳持たないよねー! 毎日 自社に電話が鳴って鳴って。仕事がくるから。

で、数年経ち、他店が出店。選択肢を持った消費者は、新しい会社へ押し掛ける。

解りきった図式。ロイヤリティーのかけらも無い。

葬儀はおおよそ30年に一回くらいの割合で自身が喪主や関係者になると言われています。
だから、日頃から意識はしていないのです。
それをラブレター(DMなどのコミュニケーションツール)を
送り続けて認知してもらう努力をしていないと大変なことになるのです。

葬祭業界の人々は日常の事。消費者は30年位に一回の事。そりゃ意識の違いは大きいですよね。

その問題の会社のシェアが減った一番の原因は、
新しい会館が 街中にでき、交通の便がひじょうに良いこと。
新規参入(葬祭業界は初)であっても、葬祭会館での葬儀が当たりまえになっている「今」では当然の結果。

新しい会館で施行された人々の声をひらって行くと、

「近くて便利」がほぼ70%  
「選択肢が増えたので一度使ってみたかった」(葬儀は時期が来れば続くものなので)

価格について尋ねたら、「葬儀はお金がかかると思っているので、あんまり業者選択の基準ではない」


これが現実。
 
自社が消費者から選択されないのは「価格」のせいと思っている経営者の皆様は、考えを変えないと、
大手との消耗戦にやられますよ。きっと。

「価格」は解り易いものを消費者は歓迎します。

あとは利便性。立地産業になりつつある、葬祭業、葬祭会館。

商圏がどんどん小さくなり、他エリアからの出店もある。不安要素の大きな業種になりつつあります。

消費者の心を捕らえるのは、小手先のテクニックでは無理です。

日々のきっちりとしたコミュニケーションのとりかたや、葬儀中のスタッフの立居振舞、アフターなど
総合的に判断されます。

当然、葬儀会館の利便性や、使い易さ、清掃の行き届いた清潔さ、等総合的に判断されます。

シェアが大きいから うちは大丈夫。 老舗で地域一番だから大丈夫。
なんて事はもうありません。

シェアの大きい業者程 御注意あれ。










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最終更新日  2005.03.30 10:06:37
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