冠婚・葬祭・森羅・万象

施設も大切だが、やっぱり人ですね。葬儀会館もいつかは古くなるのです。施設は古くなるけれども、人は日々成長できるのですね。

サービスは無限です。

出張ばかりしていると、ホテル生活と、移動、外食等サービス業の人々と関わり事が多くなってきます。

応対の悪いホテルや、飲食業だと、それまでの全てがオジャンになることも多くあります。ホテルにおいては、朝の応対が悪いと、一日がオジャンになったような気にもなります。

今日はすばらしいホテルに出会いました。

東京、芝にある老舗のホテル。

施設はお世辞にも近代的で素晴らしいもではありません。以前から知っていたのですが、施設が古いとの思い込みで敬遠しておりました。

今回手違いで？チェックインしたのですが、スタッフの皆様の素晴らしい接客、気配り、目配りに施設の古さも、「いい味だしてるなー。歴史感じるやん」とスタッフとの会話。チェックインする前は、「あそこは古いホテルや」のネガティブ情報だけだったのが、「次回も泊まろ。ここのバーもいってみよ」に変化。

施設の豪華さばかりに目を奪われがちだが、本来の姿、「サービスは施設がするのではなく、人がするもの」を再認識さされました。

気持ち良くチェックアウトの後、時間があったので、ファーストフードのマクドナルドへ。

そこの女性クルーも、出張荷物を抱えている私に、「席までお持ちしますよ」と飲食物を運んでくれた。感激！初めてです。その女性の心配りで、一日がどれほど素晴らしいものになるのか！ありがとう。

ちょっとした一言や、行動が人を勇気づけたり、傷つけたり。
気をつけなきゃね。

心を傷めた人々が集う葬祭会館こそ「スタッフの心の力」が試させる場所です。

施設の前に、「心の力」を養いましょう。

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