カテゴリ:葬祭会館
葬儀会館の設計、計画をたくさんやってきました。
10年前からなにも変わっていない事が一つ。 オーナーはすべて大きいものを造りたがる。 市場を調査し、予測し、将来の展望を掲げそして計画。 土壇場で、やっぱり大きい方がいいね!の一言。 事業予算は決まっているのに。どこからか魔法の資金が。 そんなこともありました。 現在はいかに小さくそして使い勝手がよく、居心地のいい(葬儀の場所で居心地は?ですが)見栄えの良い、会館が望まれ、開発されています。 中小の会社が生き残りをかけて計画するのが増えてきました。 とうぜん我が社へも沢山の依頼がくるわけですが、 クライアント「○○○人位は必要ですねー」 担当者「年間にその規模は何件くらいあるのでしょうか?」 クライアント「そんなにはないけれど、沢山の人が来た時にどうするの?』 担当者「貴社の規模では棲み分けが必要ですよ。すべてを自社で補えるような 考えはいかがなものでしょうか?」 「無理な事業の拡大は危険ですよ』 クライアント「それくらい承知してますが、同じたてるのだから収容を増やしましょう。そしてここでも遠くからも来て頂けるようになりますよ」 なんとかならないものなんですね~ で、建設された所もありますが、市場の大きさや時代の流れを読み違えた計画は必ず無理が生じます。今、なくても近い将来に。 箱もの事業の難しさです。 多額の数値が飛交い、金額単位の麻痺が起こります。 計画中の皆様、プロジェクト進行中の皆様ご注意下さい。 ライバルは必ず出現しますよ! 関西では大手の鉄道会社が参入しました。これで関西では私鉄大手2社が会館を建設し、葬儀に進出した事になります。 あと大手2社も考えるでしょう。 葬儀会社だけがライバルではありません。 決意、決断、行動 3kでスピーディーかつ市場にマッチした開発が大切な時期になりました。 皆様を必要とされている消費者の為に、適正投資で。 失敗しない会館建設の為の専門書 http://www.sogo-unicom.co.jp/data/book/0520050601/index.html 葬祭会館プロジェクトのページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.27 17:31:37
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