冠婚・葬祭・森羅・万象

毎日身に付ける衣服。いろんなスタイルがあり
自分のイメージするスタイルの衣服を身に付ける。
今朝もホテルでお気に入りのシャツを身に付け袖口のボタンを掛けようとすると
なかなか留まらない。

歳のせいだろうかと イライラする。今朝は少し時間に余裕があったので 袖口を点検。
デザイン優先 機能後回しの 分厚いボタンがしっかりと 縫いつけてある。
洗濯したら縮んでしまうのに。
デザインされたシャツによくある。

先日ある健康食品や化粧品を製造販売する経営者とお会いした。
その時 大きさが微妙にバラバラのボトルに目が止まり
「なぜ統一されないのですか？デザイン的にもコスト的にもその方が云々」と質問したら
「いや機能、効能を考えたら中身容量が違うし、種類をユーザが間違わないし」と
効率(ボトルを統一したほうがコスト削減になる)よりもユーザの使いかってや安全を優先しておられた。

デザインはひじょうに大切なもの。
日々不特定多数 老若男女様々な使われかたをする建築に携わっている 私達は もっともっと神経質にならければ ならない。

機能的で美しいデザイン。

葬祭会館のデザインをする時にも すごく気を付けている事がある。
そのひとつが動線。
いいデザイン、機能的なデザインを施してはじめて施設としての顔を持つことができる。

若い気デザイナーも施主からの要望や、地域の風習、全体の事業予算などと格闘している。
まあいいや・・・で終わることのない格闘である。

著名な建築家が言った言葉がある
「建築デザインは格闘である」
確かに。

格好のよいデザインだけでは語れない建築。
責任ある職業である。
そしてその施設が流行ることも当たり前の職責である。