冠婚・葬祭・森羅・万象

暑い！とにかく蒸し暑い！
雨もね。
こんなときにお葬式があると厄介だ。
参加するほうも、お葬式を施行する人々も。そして喪家も。

でも葬儀会館ができてから幾分かはその自然からの苦痛は取り除けるようになった。
ところが、その副産物？とでもいうのか、季節感がなくなってしまったのだ。

昔のお葬式は結構覚えている。○○さんのときはセミがないていた暑い夏だったな～
◆さんの時は小雪舞い散る寒い寒い冬だったね。◇さんのときは出棺のときに雨がしとしと降りはじめた云々・・・・
人間て肌で感じた事と出来事をくっつけると結構記憶に残っているのだけれども、快適な葬儀専用会館でのお葬式については、無礼なお話かも知れないけれどもあんまり季節が記憶にない。

家から、会社から車で会館へ。大汗をかいてお葬式に参列することも、寒さでがたがた震えながら出棺を待つこともなくなってきた。

葬儀会館を保有し運営している業界の皆様方には毎日使っている会館に季節感を演出し、そのお葬式と季節をマッチさせみんなの記憶に残るようにしていただきたい。

マッサージチェアーや薄型テレビ、快適なお風呂などなどの設備の充実よりもまずは季節感と思うのだけれども、違うのかな？