カテゴリ:今日の気付き
お墓参りにここ数年行っていない。
セミナーでお話しするためにいろいろな資料を整理していたら、近ごろお墓を必要としない世代が 増えてきたとある。 またお葬式もしなくてもなんて世代もある。 当然お仏壇も然りである。 お盆の間にテレビで JR福知山線事故の事や戦争で亡くなられた人々の事が沢山特集されていた。 その番組を見て、「あー今私は大切な人を亡くしていないから、好きな事を言えるンや。」 「大切な人を亡くしたら、やっぱり近くにいて欲しいかもしれないし、お墓のようにどこかメモリアル的な物体が欲しくなるかも」 と、番組を見ながら考えた。 私の友人も大切な奥様を亡くされ、無宗教でお別れの会をされた。 でも、お墓をつくられた。 そして、「近くに来たら会いに来てやってください。」と言っていた。 妻と話した時に、 「子供たちに迷惑をかけたくないのでお墓はいらない。そしてお葬式は無宗教で 私が好きだった食べ物を振る舞って宴会して!」 と二人の意見は一致した。 でも妻子を亡くすようなことがあったら やはり家に祭壇みたいなもの、仏壇かもしれないが飾って 毎日手を合わす事だろう。 そして命日や、お盆、お彼岸になると なんだかお墓参りに行くのだろうな?と 思った。 やはり心のよりどころが必要なのだ。 葬儀そのものの無宗教化も進んでくるのかもしれないけれど、 心の教育をしっかりとして行けば、なんだかお墓やお仏壇が無くなる事はないのかもと 番組を見ながら思っていた。 葬祭会館も時代背景をもとにいろいろな形になってくるだろう。 でも人間の本質を変えるようなところまでは行き着く事は無いだろうし、 なってはいけない。 人を尊ぶ心を お葬式、お墓参りやお仏壇等で教育できないのかな? 業界の皆様いかが? 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.17 17:06:25
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