冠婚・葬祭・森羅・万象

大荒れの連休。
今日は快晴ですが連休にはいる日々は大荒れの天候でした。
海難事故や山岳事故。

悪天候になると毎回報道される。
ある程度野天候は予測ができる。

特に登山ではリーダーの判断が大きくパーティー（メンバー）の生存を左右する。
連休。年に何回かあるが遭難の報道がそのたびたびにされる。

近年中高年の登山が盛んだ。
そういう私も中年登山家。
昔とった杵柄で　先日も穂高連峰でも難しいと言われている縦走路に行ってきた。

その時も気づいたのだけれども、あまりにも無謀な中高年が多い。
登山の基本は早立ち早着き。原理原則である。
早朝に出発し、午後の早い時間に宿営地に到着する。
しかし夕刻やましてや陽が落ちた時間にも続々と山小屋へくる。
山小屋のスタッフはあきれ返っているが文句は言えない。
お疲れさま！といたわっている。
勘違いするんだよね。たまたまついていた事を。ラッキーだった事を。

ましてこの時期、天候が変われば冬山になるのに、

報道によると吹雪で歩けなくなっている。それも夕方。
数年前の立山連峰での遭難を思い出す。それも天候が急変し中高年の登山家が沢山亡くなられた。
いつもいつも判断の甘さがつきまとう。

悲しい事故の報道があるたびに私の心は傷つく。
私も若い頃、春の連休に悪天候をつき行動をし、雪崩で大切な友人を無くしているからだ。

経営も判断が要求される。
瞬時の判断。長いスパンでの判断。
リーダーがその判断を見誤るとそのパーティーは破綻への道を歩む事になる。
パーティーの足並み腕前を考え見極めてその判断を下さなければならない。
登山の場合、のぼる前に足並みをそろえるためにメンバーの入れ替えができる。
でも小さな会社ではメンバーの入れ替えは困難だ。
足を引っ張るメンバーもいる事もある。
遭難する場合、そういうメンバーが足を引っ張る事もある。

登山も経営も同じなのかもしれない。
しかし経営は悪天候でも進まなければならない事が多い。
パーティーのメンバーが一丸とならなければ進む事ができない。

本日は快晴。予定しているイベントはきっと成功するだろう。
メンバーが一丸となって突き進んでいるから。