冠婚・葬祭・森羅・万象

葬祭会館の建築では　地域住民からの反対が付き物になる。
近隣へ説明に行ったり、会合を開いたり。

ほとんどが平行線で時間切れなんてこともあるようだけれども
納得していただくことが弊社では多い。

隠し事のない説明は必要だ。

今日　調査してきたエリアでは先立って店舗跡を解体して葬儀会館を
建築している。
その場所は裁判にもなったいわく付きの場所。

裁判で反対派に対して葬儀会館を建設してもいいよとの判断が下った場所。
そして　その時とは違う業者が進出。建築している。

当然周りには　反対運動の立て看板。
でもあんまり盛り上がっているふうには思えない。

粛々と建築は進み来春にはオープンするのだろう。
ただ私たちもクライアントとその場所を考えたのだけれども

車の渋滞予測や　近隣などの事を考えて断念した。
車の渋滞問題は解消できるものではなかなかない。

近隣住民に迷惑をかけたくない。との施主の希望で
いろんな土地を探した。
今回は　行政区の真ん中にとてもとてもいい土地が提供される事になった。

広い敷地、アクセスの良さ、そして近隣への配慮もできる。
葬儀会館と他の施設との複合を考えている。

反対意見も出てくるだろう。ゼロとは言えないから。
でも近隣、地域住民のためにとずっと行ってきた施主の気持ちは通じると
確信している。

力ずくの出店。
地域連合の出店。
さあ　どちらがこの街で認知されるのだろうか。

もちろん施主は異業種だ。