カテゴリ:今日の気付き
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葬儀社を急遽変更したとの書き込みがありました。 葬儀社を変更するって大変なことです。 病院や自宅からお亡くなりになったご遺体を 式場へ搬送してもらいます。 式場ヘ搬送する行為はほぼ100%その式場の所有者 (葬儀会館の場合)の葬儀社へ式をお願いするとのはずである。 その書き込みをされた方は葬儀社の方で、ライバルの葬儀会館へ ご遺体を引き取りに行かれたとか。 よほどの事がなければそのようにいったん会館へ入られた方が 違う業者へ連絡をして葬儀会館や業者を変更することはありません。 葬儀会館でのお葬式が業者も消費者も当たりまえになりつつある昨今 日常の延長で儀式が行われてしまっているのでしょうか? 故人を送る行為が なんとなく風習だから的儀式として。 毎日死に直面し お葬式という儀式を生業にしている葬儀関係者。 肉親の死という特別な時に立会い、その死を認め心の整理とともに 儀式を行わなければならない喪主や喪家、その関係者。 まったく違う精神状態で仕事を成り立たせなければならないのは 大変なことだし、喪主や喪家の気持ちになってといわれても なかなか経験者で無いスタッフには困難だ。 日常と非日常の狭間でのビジネス。 どのようなビジネスでも同じだけれども 発注者の根っこを忘れてはいけない。 葬儀会館という双方にとって便利な箱物ができた現代 もう一度お葬式の原点を双方が考えなければならない時が きているのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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