冠婚・葬祭・森羅・万象

爆弾低気圧が日本を横断し各地で被害をもたらした。
そして付き物の山での遭難。

今回は登山家の遭難はなくすべてスキーヤ。
近年登山＆スキーが流行っている。
私もその一人。
既存のコースでない自然の中を滑走する醍醐味は
なんともいえない。

しかし相手は自然。
侮ると痛いしっぺ返しがある。
スキー場近辺での遭難が今回多かった。

コースから外れて新雪を滑る。
天候がよければそりゃ最高！
でも今回は天候が悪すぎる。
山やなら絶対に動かない。

でもゲレンデの近くという安心感があったのだろう。
ゲレンデも自然の中。冬山だ。
携帯電話で安易に救助を求める人も増えたといっていた。
まあ今回は死人がでずに済んだけれど。
救助隊の皆様はあきれ顔だろう。

くしくも成人式と重なっている。

権利と責任。

この絶対に外されない両天秤のバランスが悪くなっている。
冬山へ行く権利。迷惑をかけないという責任。
成人のお酒を飲める権利と迷惑をかけない責任。

どうも両方重なってみえた。

山での遭難は悲惨な結果が多い。
経験者として悪天候での行動は慎んで欲しい。