冠婚・葬祭・森羅・万象

葬儀会館のデザインが変化している。
流行の結婚式場のような雰囲気を持った
葬儀会館がはやっている。

洋風の。
戸建て風の。

葬祭業界って結構形から入る。
私も趣味は形から入るっていうか道具から。

でも何がしたいか明確にしている。
何がしたいか明確になっていないのに
こんな雰囲気にって言われても迷う。困る。

こんなお葬式を提供したいし
こんな要望があったから
なんて言われるとすごく嬉しいっていうか
やる気がわくわくわくわく沸き上がってくる。

建築って形だけとるといくらでも真似ができる。
そんな建物が日本中に氾濫している。

でもでもどうしてその形になったのかは説明できないだろう。
真似では。

格好悪くっても居心地のいい　空間はある。
格好良くっても居心地の悪い　空間がある。

居心地って一番大切だと思う。

本当に居心地のいい空間、施設をクライアントと共に創りたい。
だから思いが大切なのだ。

双方の思いをぶつけてその結果としての空間。
だから居心地のいい　空間ができ
そして消費者や利用者に指示されるのだ。

スタッフも誇りが持てる空間になり
サービスも一流になるのだ。

真似はいけない。