冠婚・葬祭・森羅・万象

暖冬である。
一昨日飛行機で本州を縦断。
快晴の空の旅。最高でした。

日本アルプスも雪景色だけれど
いつもの景色とは違う。
麓に雪が無いのだ。

そして甲信越を過ぎ東北地方に入っても同じ。
いつもなら真っ白なのに
白い山々に産毛が生えている。そう潅木が見えているのだ。

街も同じ。
雪がない。

地元の方もこんな経験がない。とのことだ。
翌朝には雨が降っていた。
北国で雨？なのである。２月に。

そして一路南下。
南房総へ。
暖かい。いつもこの地域に来ると上着を脱ぎたくなる。

現場打ち合わせをしていると陽が陰ってきた。
一気に寒さが強くなる。
海から吹く西風が強くなり、トニカク寒い。
北国よりも寒い。寒く感じる。

太陽となんとかの童話を思い出した。
コートを着込み現場打ち合わせ。
きっと北国よりは温かいのだろうけれど
昼間の温かさとの違いに驚いている。気持ちも体も。

サービス産業、装置産業になった葬儀業界も
施設の立派さや広告宣伝の華麗さと
スタッフの意識の違いに驚く事がある。

会社のブランドを育てるのは
施設でありスタッフであり経営者の考え方である。
消費者の期待値が大きければ大きいほど
そのギャップに驚き、評判を悪くするのである。

当然逆もあるが、装置産業の道を進んでいる現在では
みすぼらしい施設で最高のサービスを唄っても
なかなか理解はしてもらえないだろう。

最高の葬儀会館とはけっしてお金をかけた華美な施設では無い事を
多くの経営者は知り始めてきたようだ。

今朝久しぶりに自宅で目覚めた。
外は真っ白雪景色だった。
暖冬？？？？？？？？？？？？どこが？