冠婚・葬祭・森羅・万象

冬の善光寺にお参りに行った。
今年はエベッサン、穂高神社、春日大社、二月堂、東大寺
そして善光寺とお参り続きだ。
神さんが仏さんが呼んでるのかも？なんて。

善光寺は復権３００年祭で五輪カラーにライトアップされていた。


とても美しい。
光輝く仁王門をくぐり本堂へ。
本堂も
真っ赤な本堂。
その中から読経が聞こえる。
僧侶１０人で３００年祭の読経中。
中に入っていいとの事なので普段は入らないお堂へ。
そして僧侶達の近くで読経を聴く。

荘厳なお堂の中での読経はとても心地良いものだ。
成仏しそうなんて不謹慎だけれども
なんだか得もいわれない心地よさを感じる。

そして元善光寺があったお迎えの釈迦堂へ。
お釈迦様が寝ておられる。

そして住職の解説があった。
極楽浄土は西方にあり、釈迦堂は東にある。
阿弥陀如来様を祭った善光寺は釈迦堂から真西にあり
浄土へ行けると言われていた事や
彼岸である春分と秋分は太陽が真西に落ちるから彼岸にしたようだ。
とかとか、とても
へーっ、ふーん、
と感心しきりの時間だった。

しっかりとした説教、説法なんかを聴いていると
仏教もいいななんて思う。
昨今無宗教でのお葬式がはやっている。
宗教離れと言われて久しいが
お堂でお経を聴いていると　
なんだか極楽浄土へ行けそうな気がするのは
私だけだろうか？

いろいろな宗教があるけれど　人間死んだら地獄なんて行きたくない。
悪い事をすると地獄へ行くぞ！なんて宗教家の戒めが
犯罪の抑止になっていたのかもと考えると
宗教も悪くないか・・・なんて考える。

僧侶の皆様もっともっと平和のため、美しい日本の将来のために
日々頑張って下さいませ。
と言いたくなった夜だ。

善光寺本堂は寒かった。
心地よさから寒さを忘れそうだったけれど
きっちり風邪を頂いてしまった。
昨夜から３８度発熱。
善光寺さんが　体を休めろと言っているのかもと
信心深い？私は思うのである。