冠婚・葬祭・森羅・万象

本日新しい葬祭会館がとある駅前に完成した。
私鉄の駅前再開発エリアに地元の不動産会社が建設。
地元のお花さんが運営する形態。

所有と運営の分割方式。
これからもこのような方式は沢山でてくると考えらる。

現在進めているプロジェクトも土地所有者は大手運輸会社、
建設者は地元有力企業、そして運営は地元葬儀社。
まだまだ初期段階だから　各自の思惑が出てきて
調整が必要になるが着実に進んでいる。

葬祭関連の業界紙でも毎月号新規のオープンが伝えられいる。
全国津々浦々まで葬祭会館が整備される。

利用者からすれば便利この上ないことだが
運営者はたまったものではない。

営業が振るわずＳＯＳを送ってくる経営者も増えてきた。
商いの繁栄も人間の体と同じで
問題の早期発見が必要である。

末期になっている状況で医者に行っても
回復の余地は少なくなっている。
当然会社も同じで末期状況だと選択肢が絞られてくる。
早い手当てが必要だ。

葬儀会館は地域でも必要な施設との自負をもって
繁盛させ、地域に還元する。そのような意気込みがないと
施設の存在価値はどこに見出せるのだろう。

今の葬祭会館に変わる施設が現れる前に
業者は地域との
良質なコミュニケーションを確実に構築しておくべきだ。
強力な営業部隊による悪質な噂の流布などにも負けない
ブランド力を構築しなければ葬祭会館を運営する会社の
将来は無いだろう。