冠婚・葬祭・森羅・万象

リッツカールトンといえば誰でもが知る
超一流ホテル。
世界中のどのリッツカールトンに行っても
同じサービスが受けられるとか。

今流行の言葉で言えば「セレブ」なホテルだ。

そして日本でこのホテルを一躍有名にしたのは
サービスについてとその信条を記載したカード。
クレドカードについてだ。

ディズニーランドに始まってリッツカールトン、
今は先日地震のあった能登和倉温泉にある　加賀屋　旅館。

サービスについての書籍は山ほどある。
そして同じようなことを記載してある。

ただリッツカールトンが違ったのは
リッツカールトンで働くスタッフを一番に考えていること。
スタッフの心が豊かだと極上のサービスが期待できるとか。

正しいことだ。

今、葬儀業界でリッツカールトンホテルのクレドをまねて
同じものを導入している企業が増えた。

ただ少し違うなと思うのは文言でも形態でもなんでもなく
「従業員を第一に思う」
事ができているかどうかだ。

葬祭会館でのおもてなしについてのアンケートが
以前専門誌であったけれど、物的なサービスを施している
葬祭会館が多かった。

物的な投資はすぐに目に見えて効果が分かる。
人的な投資については時間がかかるのだ。
でも人的投資は会社の基盤を作る大切な投資だ。

葬祭会館でのおもてなし、葬祭会館の活性化
そして葬祭会館を地域で一番にしようと考えているならば
人的投資をいの一番い考えておくべきだろう。

いい施設×いい商品×いいスタッフ＝地域一番への近道

いいスタッフを育てたらどんなサービス、おもてなしでも
どんどん施していける。

自販機やマッサージ機なんかを入れる前に
中長期で人を育てる事を考えてほしい。
そして地域に貢献してほしい。

それが本当の葬祭会館のおもてなしだ。