冠婚・葬祭・森羅・万象

変化する。
簡単な二文字だけれども難しい。

昨日までのレールの上を歩いているととてもラクチンだし簡単だ。
登りもある、下りもあるけれど　なんだか安心だしラクチンだ。
でもそのレールの行く先は見えていないのに。

変わりたくない変わりたくないと過去にしがみつく。
過去の成功事例は大切だ。成功体験も。

でも時代は進んでいる。
情報社会になりどんな情報も手にはいる。
今までの延長線上からエイヤーッて飛び降りる事も必要な時もある。

経営者の決断だ。

お葬式の形態も変化している。
死に対する考え方が千差万別になり
その送り方も千差万別になってきた。
当然兆候はあった。

都市部でのお葬式には知らないお寺さんが来る。
そして送ってくれる。
檀家制度が機能していなかったのだ。

当然の儀式としてお葬式が執り行われるが通過儀礼的な式だ。
その後、お寺さんとの付合いは無くなる。

団塊世代の大量退職。
団塊世代はこだわりの世代だ。
戦後いろいろなブームの中心にいた人々だ。

自分たちも含めて両親などのお葬式にも当然こだわりがでてくる。
そんな消費者の変化について行けない葬儀社は市場から消えて行く。

自社がどのよに変化して行くか、
消費者との関わりをどのようにするか。
会葬者の減少にどのように対処するか。
葬祭会館の乱立にどう対応するか。

課題は山積みである。
変化について行けないものは生物も会社も消え去るのだろう。

環境の変化に対応し進化しつづけなければならない。
いつまでも恐竜ではね。