冠婚・葬祭・森羅・万象

家族葬という言葉の独り歩き。

別段いいのですが、業界内で解釈が違ってきている。

家族葬＝地味葬

家族葬＝低価格の葬儀

家族葬＝家族でしっかりと故人をお送りする

家族葬＝人数の少ない葬儀

等々　

地味葬や低価格のお葬式を家族葬とは言って欲しくない！

会館デザイン、設計、リニューアルのご依頼でも

「家族葬向けの会館デザインしてください」

と言われるのだけれども

家族葬って？質問すると　ウーンと詰まられるかたが多い。

私たちの会社では　家族でしっかりとお送りできる、
また通常の通夜の後　家族だけで再度納得いくまでお別れできる空間を

ご提案している。

おおむね気に入って頂いているようだけれども

どのように家族葬を執り行っておられるのかをリサーチしなくてはと
いけない。

いろいろな経済誌、雑誌、メディアなどに
明朗会計、生前見積、故人の思い出を大切にした云々の

新しい感覚の葬儀社が・・・・・・・

等の記事や報道を目にするけれども

いまさらなにを？って感じです。

そんな事柄を売物にしなくてはいけない業界関係者に改善をお願いすると共に

各業者がそんな経済社会で当たり前の事ができない業者を　関係団体から
排除するくらいのパワーが無ければ

新しい俗に業界人がおっしゃる　アウトサイダーに　消費者が
大挙しておしかける時代がそう遠くなく　来るはずだ。
その波を押しとどめられるのは　老舗である専業者や
大型施設を沢山お持ちの　大手互助会や　専業者である。

目先の格好良さや、メディアへの露出だけで　業界を判断されるのも
困り者だけれど、そのようにさせてしまっている　先発業者の皆様
早く　一般的な経済活動と同じ土俵で戦って頂きたいものだ。

そして　安いとか割引とかの文字しか見えない宣伝やチラシから
満足度を売物にするＰＲに脱却して頂きたい。

家族葬＝安い、地味、人数が少ない

等といっているのは　業界の自殺行為だと思うのだけれどもいかがだろうか・