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2007.09.25
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カテゴリ:トレンド
「家族葬」について まとめなければならない。

葬祭会館の開発やデザイン、活性化をしている弊社としては当然のことだけれども。

「家族葬」の定義そのものが 業界では定まっていないのが現状だ。

ただ小さい、安いお葬式を「家族葬」と呼んでいる所や

無宗教葬を「家族葬」と命名しているところもある。

もちろん「家族」という単位はどのお葬式においてもあるものなので

「家族葬」とは?となると いささか迷ってしまうのである。

さてさて 現在行われている一般的なお葬式にしても

白木の祭壇は宗教的に必要なものなのだろうか?

生花祭壇においても 宗教者は参加してくれているから

別段白木の祭壇が無くてもお葬式は執り行えるのだろう。

まあ あまり深く掘り下げすぎると「お葬式」とは?に

なり いささか問題が大きくなりすぎる。

話を「家族葬」にもどそう。

私の考える「家族葬」とは

本来の家族と故人、もしくは故人とごくごく親しかった人々だけの

お別れが出来る環境を作り上げる事が基本で

宗教家が参加しても、社会的つながりのある人々が参列しても

なんら関係がないと考えている。

今のお葬式の主役は 決して故人ではなく「宗教者」であると

思っている。異論がある人々もおありだろうけれど

「宗教者」がいなければ「お葬式」は始まらないし終わる事がない。

無宗教葬は別だけれど。

社会的つながりが希薄になりつつある昨今、会葬者の数も都心部では

激減している。

葬儀業界が今後も現在の繁栄を望むのであれば

一つ一つのお葬式、お別れについて 丁寧に 一手間も二手間もかけた

元来のお葬式「家族葬」をしっかりとプロデュースする事が必要になってくるだろう。

社会的関わり(会社関係経済関係)のない人々が行う「家族葬」

現役で社会的関わりの深い人々が行う「現在のお葬式」

社会的認知度の高い人々が行う「社葬等」

にお葬式が変化してくるように思うのだけれども

関わりが無いとは方言が悪いけれど、退職された人々が

会社関係の 義理参列者を呼ぶ必要性が無くなってくる。

当然会葬者の数はぐっと減少するわけだ。

冠婚葬祭業界で 結婚式は しっかりとカテゴリーが確立している。

そして単価もアップしているのだ。

安かろう悪かろう、内容が見えない、高すぎるなんて未だにメディアで

取り上げられる事がある業界、

「家族葬」という素晴らしいネーミングが出来たのだから

大切に大切に育てて欲しいものだ。

「家族葬」とは決して 少人数で格安の葬儀の事であってほしくない。





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最終更新日  2007.09.25 10:56:40
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