冠婚・葬祭・森羅・万象

反対運動の経過

書名活動がはじまり　１０数人の署名捺印されたものが届きました。

地域住民や隣接住民ではなく、反対運動を主導した方の知人親戚等。

一戸一戸訪問したら　「仕方なく」がほとんど。

地区役員も建設に賛成。

あとは反対派との話し合いのみ。腰を落ち着けて話し合います。

さてさて　葬祭会館の新築やリニューアルとともに

既存会館の活性化も大きな仕事。

各地で起こっている葬祭会館乱立！

予想通り。

でもいつまでも自社だけは大丈夫と考えている経営者の多いのには

驚く。また頭で理解していても行動できない経営者。

当然後発社や大手互助会、専業者にシェアを持っていかれる。

そして経営悪化の間違いない道筋。

ある会社での会議。

スタッフ「近年会葬者も減り、祭壇料金も不況の影響か低価格なり一施行あたりの

受注額が減っています。これは時代の流れで仕方ない事ですよね！」

私「確かにおっしゃる通り　そのような傾向は出ています。今後もね。

ところで　施行数のアップが望めない、受注額のアップが望めない。時代の流れですで

済ますなら　あなた方の給与も時代の流れと共に減額されてもいいのですよね。」

スタッフ「・・・・・・」

私「すべてのメニューを再度見直しませんか？それが正しい価格かそうでないか」

スタッフ「正しい価格？」

私「正しい価格って　消費者利用者にとって理解される価格です。

決して廉価という事ではありません」

だいたい会議で他人事のように評論するスタッフがいる会社は

危ないところが多い。（経験じょうで恐縮ですが）

自社の売物は何ですか？の質問には

「真心込めたサービス」「立派な施設」「祭壇」「教育されたスタッフ」等々

サービス業では基本中の基本が　あたりまえのように　売物としてでてくる。

結婚式の業界はハウスウエディング等の台頭で変化した。

葬祭業界も若く柔軟な考え方の経営者のもと　

大きく変化しそうな感はあるのだけれどもまだ時間がかかるのかもしれない。

変えなければならない。

価格がどんどん低下してくると　重たいハードを持った会社は耐えられなくなる。

業界全体の問題のように思うのだけれども。

決して値上げの勧めをしているのではない。

しかし・・・・・・