カテゴリ:葬祭会館
昨夜 第一回目の近隣説明会が開催された。
近隣説明会といっても 自治会が開催したものではなく 反対運動を起こされた方々の要望で開催したものだ。 いつものように 説明者側の紹介から 事業の説明 計画図面の説明等を行ったあとに 長い長い時間が始まった。 説明会というよりは 反対派決起集会に私たちが生贄のごとく参加したような雰囲気。 けんか腰であったり個人攻撃であったり 説明会にはならなかった。 ひどい抗議がいくつかあった ・・・葬祭会館が出来ると街が死んでしまう ・・・土地の価格が下がってしまう ・・・葬儀屋なんかくるな ・・・葬祭業そのものを否定するような抗議 そこまで言うかというようなお言葉も。 しかし施主はすごくよく耐えられた。 葬祭業に対する侮蔑ともいえる言葉には 若い専務が 「私は先祖から受け継いだこの仕事に誇りもって取り組んでいます!」 としっかりと返された。 涙が出そうだった。 しかし1回目の説明会。いつもながら反論する事なく終了。 何度やっても平行線だけれども 実りの無い会なのはりかいしていても 幾度か会を重ねるしかない。 葬祭会館って迷惑施設や嫌悪施設ではないと 法的にも立証されていたり 土地が下がったり 街が暗くなる事は無いのだけれども つらいつらい時間だった。 終了後の会話で若い専務が 「私たち家族は何を言われても耐えますが 葬祭業そのものを 侮蔑された時 私たちの会社で働いてくれている従業員やその家族まで 侮辱されたと思いとても辛かった。許せる言葉ではないです」 「必ずこの事業を成功させて地域の皆様に喜んでいただきましょう。 胸を張って 誇りをもって仕事を続けられるように」 とおっしゃった。 私たち関係者も必ず成功できるように 全員でくじける事なく頑張りましょうと なんだか辛かった3時間を忘れてしまうような言葉だった。 誇りを持って仕事をする。許し難い言葉も多く聞いた後には とてもとても素晴らしい言葉だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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