冠婚・葬祭・森羅・万象

皆様明けましておめでとうございます。
ネズミ年は景気が良くなるそうですが
いかがなものでしょうか？

昨年末には沢山の売り出しチラシが折り込まれていました。

そのなかで　ふと　目に留まった広告がありました。

大手スーパーのチラシで　

有名焼酎云々　一本３万円　他

内容は有名な焼酎や入手しにくい焼酎を集めてフェアをしている。

そこまでは良いのだけれども

プレミア価格で販売している。

現地で２千数百円で手にはいる（抽選ですが）焼酎が

なんと３万円。

どこかの酒販店や　飲み屋さんがやっているのなら別段何も感じなかったけれど

大手スーパーがそのような広告をどうどうと出すなんて

どうも腑に落ちません。

プライスリーダーになっているスーパーのすべきイベントなんだろうかと。

面白ければ・消費者が興味を持ってくれれば、客寄せであれば何でもいいとの

姿勢には驚きを隠せません。

生業において金員をいただく人々をプロフェッショナルと言います。

私たちの建築デザインやコンサルティング。

バス・タクシー・トラックの運転手。

役人。

小売店の店主。

すべての人々がプロ。

その職業の本質を見誤っている人々が沢山増えているから

昨年の漢字が「偽」になってしまった。

横暴運転や危険運転の多いトラック運転手。

違法駐車やわが物顔のながし運転のタクシー。

事故の増えた長距離バスや　飲酒乗車の市バス他あげ出すと枚挙にいとまが無い。

プロとしての誇りが無くなった証拠。

関わっている職業の本質を見抜き　その職業の大切さと誇りを

つねに真正面から見据え　そして社会のために頑張る心こそ

プロフェッショナルとして必要な心構えだ。

私たちの職業もプロフェッショナルとして恥ずかしくない

行動と結果をだしていかなければならない。

本質を見直し　プロとしての誇りをもって　

２００８年を素晴らしい年にしたいと思う。