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2008.01.21
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カテゴリ:葬祭会館
葬祭業への異業種からの参入はまだまだ続いている。

M&Aも増え葬祭業繁栄まっしぐらの様相である。

その反面 葬祭業からの撤退組や倒産予備軍も増えていることも確かである。

葬祭業もホテルなどと同じで装置産業と言われる。
葬祭会館という立派な式場を中心に営まれる事業。

提供されるサービスや商品の明確な違いは消費者には理解しがたい。

その結果 価格を訴求したり会館の豪華さを主張したりする業者も多々ある。

消費者が葬儀そのものに求めている要望はそっちのけなのかもしれない。

いまだに豪華な施設の見学希望が多い。

その豪華な施設を維持・運営している背景にはあまり興味を示す経営者は少ない。

新しい装置を作るには大きな投資が必要になる。
大々的な宣伝広告により一気に投資回収をするようなことはできない
地味な業界だ。

その投資回収をするには綿密な戦略戦術が必要になるのだけれども
会館の美しさや流行を意識される経営者がいまだに多いのは何故だろうか?

料理店を出店する場合には必ず料理のジャンル・メニュー・価格政策・
その重要なカテゴリーにふさわしい空間創りとスタッフの教育が必要になり
おおよそ流行っている料理店はすべてをクリアしている。

近年こそ○○の葬儀を中心メニューとして提供したいの
このような会館イメージを創っていくのだと明確に表現される経営者も
増えているのは確かだがまだまだ少ないように感じる。

葬祭マーケットは限られた商圏で多数の業者が受託数を取り合う厳しい業界だ。
遠方からの受託誘致の困難な業種でもある。

だからこそ地域古くからある業者が強かったり
JAが強かったりするのだ。

信用力のある古くからの業者が新しい経営手法を取り入れて
地域に積極意的に溶け込んでいくならば最強の葬祭業者になりえるはずである。

ナショナルブランドがまだない葬祭業では
フランチャイズ方式によりナショナルブランドの構築に努力しておられる
ところも数社あるがまだまだ消費者の認知度の低さは否めない。

地域密着

簡単なようでとても困難な営業
地域には必ず必要な葬祭業・葬祭会館

何故その会館が必要なのか?
何故その形になっているのか?
何故その形にする必要性があるのか?
将来性は?
提供するサービスとスタッフの質は?
など等考えなければならないことが山積みである。

地域に密着している業者は強い。
強い業者になるためには地域密着である。

会館の質も問われるが その豪華さばかりに眼を奪われだしたり
マーケットのヨミを間違えたりすると
他の装置産業と同じ危うさを感じる業界である。





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最終更新日  2008.01.21 10:45:12
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