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2008.03.18
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カテゴリ:葬祭会館
葬祭会館を開発する場合 近隣との摩擦を覚悟しなければならない。

近年京都市や関東の数都市では葬祭会館の新設や開設が非常に困難になっている。

近隣住民に説明しなければならない施設は沢山あるが

説明を必要としない施設についても行政担当者が近隣住民との摩擦を恐れて
説明をして欲しいとの依頼があったりする。

焼却場や処理施設などは別にして

コンビニセンスストア・マンション・ゲームセンター・ホテル・劇場
スーパーマーケット・食品スーパー・クスリ店等々

近年では まことちゃんで有名な楳図かずお氏の住居が環境を破壊するとかで
近隣住民から建設をやめて欲しいとの申し入れがされていた。

住環境と商環境は違って当り前だし そのために都市計画区域が計画され
用途地域が決められている。

物件を購入したり借り入れたりする場合その物件がある地域が
どのような地域でありその地域ではどんな業種の開発が許可されているかを
説明を受けているはずなのだけれど

知らなかった、
私たちはそんな施設を認めない云々の我侭を通そうとする。

そして住民運動。反対運動の始まりである。

その地域の住民にとって何が嫌悪施設で何が歓迎される施設なのかを判断するのは
困難である。

利便性が上がる施設であっても近隣に建設されては嫌なのだ。

さて私たちが開発している葬祭会館は反対されるその最たる施設である。

近隣説明会に幾度も足を運び 幾度も幾度も話し合うけれど

根本的に「死」は穢らわしいとの言伝えが全国にしっかりと根付いている。

神の国ならではの穢れなのかもしれないけれど

臭いものにはフタをしよう的教育がなせる行動なのだろう。

ある地域では近隣の皆様が街の景観賞に応募して頂いたところも数ヶ所あった。

でも殆どは 反対運動の上での建設が多かった。

人間誰でもが「死」を迎える。100%間違いのない真実である。

その「死」を認め、葬別の場として葬祭会館がある。

街にとっては必要な施設であるはずだ。

今 住民と話し合っている地域では霊柩車のエリア内走行を禁止されているらしい。

自分たちの葬儀の場合はやむえず認められるそうだ。

他の地域を走行するのはまったく大丈夫ですよ!なんて。

嫌悪感は人間百人百様。

便利と嫌悪は背中合わせである。

人間は1人では生きて行けない。
相互補完しながら生きている。

誰にも迷惑をかけないで生きている人間なんていない!
なんて言うとお叱りを受けるだろうけれど

便利の裏では嫌悪感を抱いている人々が居るのだ。

だからこそ 都市計画や用途地域をしっかりと理解した上で
交通量の上昇による安全対策であったり
騒音やその他の事項を話し合って頂きたい。

とにかく葬祭会館は嫌・・・では困るのだ。
行政の窓口も同じレベルなのかもしれないが・・・

ただ話し合えば解決策が見えてくる地域もある。

そしてそのような施設は近隣に愛されて繁盛する。

話し合いは大切だし 話し合う姿勢を見せる事はとても大事だ。

施主も嫌がる事なく膝突き合わせて話し合っておられる。

葬儀=嫌悪という図式が変わらない限り

葬儀会館(葬祭会館)の嫌悪施設としての位置づけは変わらないだろう。

今後は地域に溶け込み 
地域の住民の皆様と作り上げる会館が必要なのかもしれない。






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最終更新日  2008.03.18 10:33:40
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