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2008.06.04
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カテゴリ:葬祭会館
葬祭会館を建設しその会館を繁盛させるのはいとも簡単である。

と言い切ってしまえる程 営業力を軽視している葬儀社が多いのだ。

今月24日25日にみなとみらいパシィフィコ横浜で開催される
2008年度フューネラルビジネスフェアのシンポシンポジウムでお話させて頂く内容が
地域密着マーケティング http://www.sogo-unicom.co.jp/pbs/fair/fbf/2008/sympo_b.html#B-1

お葬式は近所に頼みたいのが普通。

その近所に対して積極的な生業活動をしている所は強いのだ。

数年前ある老舗の葬儀社に訪問した時の事。

「社長この辺ではかなり名前は知れているのですか?」の質問に
経営者は「うちは何代にもわたってこの地で葬儀社を営んできたからね!」
と自身あり気。

私「どうして売上が落ちているのでしょう?」
経営者「分からない。だから君にお願いしてるんではないのですか・・・・」

結論から言うと先代迄は繁盛していたが第一の原因は
ライバルが(農協や互助会・異業種)現れたから。

そして全く老舗の看板にあぐらをかいた仕事ぶりで営業活動もしていなかった。

私が近隣を歩き回りその会社の名前を尋ねても出てこなかったから
近隣の人々はその会社の存在を知らなかったのだろう。

このような状況は全国津々浦々である。

葬祭会館を新築したから早速お葬式がどんどん受託できる時代はとっくの昔に過ぎ去っているのだ。

一つの葬祭会館の商圏は年々狭くなっている。

その商圏すべてに営業をかけない葬儀社の存続困難だ。

互助会や農協は全てといっていいほどの家庭に戸別訪問している。

「葬儀屋だから営業なんてしたら・・・・・」

もちろん塩をまかれたり怒鳴られたりする事も数多く有る。

でも自分の仕事に誇りを持ち、理解してもらわなくては・・と必死の経営者や
スタッフがいる葬儀社はとても強い。

もちろん戸別訪問するためには様々な手法が有るのだけれども
出来ない理由を探すよりもどうすればできるかを探す。

私の社内には「無理」「出来ない」は禁句になっている。

なにか方法が有るはずだ。とことん探せば。

葬祭業も営業を積極的に行わなければならない時代であり
焼き畑農法のような手法よりも
地域の皆様を「自社のフアン」になってもらい
言い方は悪いけれど「じっくり育てる」耕作型マーケティングをしなければならない。

気の長い話だけれども人間生まれたら必ず「死」があるのだ。

だから「死」を迎えた人々・・・当然近隣世帯全ての人々に自社に来て頂くために
自社をアピールし理解してもらい、馴染みになって頂く努力が必要なのだ。

営業をしていない老舗が有る地域には出店しやすい。

あっというまにシェアが変わる事がある。

若い経営者が異業種の経営者が虎視眈々とそんなエリアを狙っている。

新しいマーケティング手法よりも古くさいマーケティング

デジタルマーケティングよりもアナログ、人間臭いマーケティングが
必要とされる業界である。





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最終更新日  2008.06.04 13:39:44
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