冠婚・葬祭・森羅・万象

お葬式代が無く母親の遺体を山中に埋める

とても悲しいニュースです

行政に相談できなかったのでしょうか？

相談できる葬儀社が無かったのでしょうか？


お葬式＝高額な費用がかかる


と考える人々が多いのでしょう


一般的に多くの消費者が

お葬式＝高額な費用がかかる

と考えているのです。

しかし

宗教的な儀式としての価値観を見いだせない人々や

高額な費用がかかるくらいなら

と考える人々は

今の時代

「直葬」という形で

低価格のお葬式にシフトしています

「直葬」が許される？地域はまだまだ都心部に限られます

直に葬るなんて業界的言葉ですが

「直葬」が増えると

過去の葬儀に関する成功事例は参考になりません

新しいマーケット

新しい「葬送」の考え方が必要になります

宗教儀式を否定するつもりはありません

現在迄継続されているお葬式の形態も否定はしません

しかし

消費者の意識は業界よりも先に行っているのかもしれません。

祭壇という葬儀につきものの装置も

過去の延長線上にあります

葬儀会館も然り

新しい「葬送」の形は

業界主導なのか

消費者にリードされて業界が追いついて行くのか？

「送る心」が忘れ去られている訳ではないと思います。

お葬式＝高額

お金の話だけでお葬式を判断されている限り

業界の未来に危惧を感じ得ません

高付加価値＝「心」の満足＝費用を払った満足感

高級なブランドの売れる仕組みです

お葬式＝高額＝スケールだけの価値

では寂しい限りです


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