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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:人生
今日2個目の日記である。
この前までの日記の続きになるのだが。 父は本当にかわいそうな人なのだと思う。 50年以上、人にまったく心を開けずがんじがらめになって必死に生きてきた人なのだ。 彼の母親はいつも彼の本音を適当にあしらい、正面から向き合おうとはしなかった。波風を立たせなければよいという姿勢でずっとやってきた。これは祖母をみればわかる。 本気で叱ってくれる人がいない。本音で話してくれる人がいない。 父はいつも家族への不信感と社会での孤独をかかえて生きてきたのだ。 父と私はとても似ている。 「人生はたたかいだ。」 これは彼と私に共通した人生論で、しかし彼も私も本当はわかっているのだ。 この考えがいかにむなしく、そして自分を苦しめているかを。 世の中に嫉妬し、家族を信じられない自分を、自分自身が一番嫌いなのである。 そんな自分が悲しいのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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