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カテゴリ:映画
20%OFF!16歳の合衆国 なぜ、リーランドは恋人の弟を殺してしまったのか・・・。 とてもシリアスな内容なので、なかなかプロダクションが決まらなかったけれども、ケビン・スペイシーが脚本の素晴らしさに感動して、製作に加わったそうです。 リーランドは普通の16歳の青年。 ある日突然、恋人ベッキーの弟ライアンを刺し殺してしまう。 弟は知的障害者だった・・。 矯正施設に入れられたリーランドは、「The United States of Leland」と自ら題名をつけたノートにその想いを綴る。 なんとももの哀しい映画でしたが、続けて2回も観てしまいました。 セリフのひとつひとつが胸に響きました。 怒りや哀しみといった感情を閉じ込めてしまって、何も感じないかのように振舞うリーランドがとても哀しげでした。 人間は哀しみが大きくなりすぎて、自分をコントロールできなくなると、心を閉ざすことで自分を守ろうとするんでしょうね。 それが、殺人に結びつくところは理解できないけれど・・・。 映画の終盤でリーランドが、ライアンを「彼は、自分が嘲笑や同情の対象でしかないことに気付いていた」と言っていたのが印象的でした。 ライアンの哀しみを思うあまり・・・そう考えると一層哀しいです。 リーランド役のライアン・ゴズリング君、素晴らしかったです。 「タイタンズを忘れない」の脇役(アランという役名でした)の頃から、少し注目していたけど、こんなに演技がうまいとは!!今後チェックしなくっちゃ。 ベッキー役のジェナ・マローンは「ドニー・ダーコ」や「海辺の家」でも、どこか影のある個性的な役が多いですね。好きな女優さんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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