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テーマ:発達に遅れのあるこども(184)
カテゴリ:カノンちゃんのこと
お弁当を持って療育園へ。
いつも自由遊びが終わってしまうような時間にしか行けなかったので、ちょっと奮起していつもよりは少し早めに行った(と言ってもやっぱり遅刻は遅刻だけど)。 しっかり自由遊びをしてからいつものプログラムへ。 今日ははさみの練習。 紙に切り込みを入れ、それを割り箸にくっつけてお花を作った。 カノンちゃんは相当の負けず嫌いらしく、やろうとしてることがうまくいかないとすぐに投げ出してしまう。 ほとんど初体験なので、うまくいかないのは当たり前なんだけどね。。。 はさみは改めて使い方を確認すると、切るよりもその前段階のはさみを開く方が難しい。 親指と、その他の指をそれぞれのところに入れて、外側に力を入れて開かないといけない。 これが全くうまくいかず、もちろん手を貸すのだが、手を貸されたことがもう気に入らないカノンちゃん。 チョッキン!わぁ~上手にできたねー!と盛り上げたが、切り込み2回で早くも脱走orz 先生に「らくらくばさみ」と呼ばれる機能補助用品のはさみを借りて、再チャレンジしたものの、もうすっかり嫌になってるので、切った後は勝手に開くはさみなのにもかかわらず、1回だけチョッキンして再び脱走。 切るときもかなり介助しないとはさみが寝てしまって、紙が垂直にはさめない。 でもカノンちゃんが力を入れるので、うまく助けてあげられず、サクサクと気持ちよく切れないので、ますますイライラしてしまったらしい。 「(椅子を)しまうー!」と勝手に座っていた椅子まできっちり片付けて、もうやりませんとアピール。 はぁ。。。そうですか。。。 しかたなく私が自分で切って、お花も作った。 お花は気に入ってくれたのが唯一の救い。 赤とピンクの割り箸の花を握りしめて嬉しそうにしていた。 「ママ、ピンクのお花が欲しいな」と言うと 「ハイ!」とピンクの花を迷わず渡してくれた。 すぐに「やっぱり赤がよかったなぁ」と意地悪を言ってみたら 「どーぞ」と赤い花と交換してくれた。 言葉の理解は本当に進んだなぁと感心。 花を一輪だけ持つと、途端にマイクにして歌を歌い出すカノンちゃん。 「ばけのこー なかにそっこりでーてきてー れいぞうこの&%$#*て~ くり♪ あまいあまい なんだろうね なんだろうね たえあ ちょこれーと!」 あちこち省略されていて親にしかわからないが、くいしんぼうおばけの歌だ。 「食いしん坊のオバケの子 夜中にこっそり出てきて 冷蔵庫のドア開けて 四角いものをつまみ食い おー、甘い おー、甘い なんだろうね なんだろうね 答えは チョコレート!」 と歌っているつもり。 「こっそり」が「そっこり」になってるのが密かに気に入ってたりする私。 今日も一学年上の男の子とおもちゃの取り合いをしたり、彼の遊びの邪魔をしてしまったりしてケンカに。 「だめよー!」「やだ!」「知らない!」などと激しく言って、ついには男の子を泣かせてしまった。 何と言うか… この勝ち気な性格は誰に似たんだろう。 …私だな、うん。 ちょっと調べたらこんなはさみもあった。 まずは切る楽しみを味わってもらわないと始まらないから、こういうのも買ってみるかなぁ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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