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テーマ:発達に遅れのあるこども(184)
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お弁当二つ。
いつもは一つ(りんちゃんの分)か三つ(りんちゃん、カノンちゃん、私の分)。 今日は初めての完全母子分離なので、私の分は無い。 なんだか緊張する。 りんちゃんをバスに乗せて、洗濯物を干して、カノンちゃんを送っていった。 車中でずーっと「今日はカノンちゃん一人で行くんだよ。ママはお仕事に行ってくるね」と言い聞かせる。 「ママは?お仕事?」と何度も聞き返してきていた。 もちろん仕事じゃないけれど、「パパ=昼間いない=仕事」という図式が分かりやすいかと思い、仕事ということにしてみたのだが。。。 やっぱり納得できたわけではなかった。 自分だけ靴を脱がされて、母がついてこないことにビックリ。 号泣するカノンちゃん。 じゃーおねがいしますっ!と外に出て、しばらく聞き耳を立てていたが、数秒で泣き声は止んだ。 大丈夫なのかな。。。 後ろ髪引かれる思いで帰宅し、落ち着かない気分で家事をして、弁当のおかずの残りで昼食。 一人を満喫!と思ったが、気分的にはそうはいかなかった。 2時間後、迎えに行ってみると、おもちゃで遊んでいるカノンちゃん。 先生がママきたよーと言っても、チラッとこっちを見ただけで、とりあえず自分の遊びが終わるまでは無視。 遊びが一段落すると、やっと「ママーたいまー(ただいま、「お帰り」の間違い)」とくっついてきた。 先生に今日の課題を見せていただいた。 色画用紙がテントウムシの形に切り抜かれていて、シールと同じ大きさの○印が9個。 白いシールがかなり正確に貼られていた。 カノンちゃんは印にシールを合わせようと一生懸命やったらしい。 シールが少しでもずれると「あっ、ずれちゃった…」とつぶやきながら直していたそうだ。 2枚目は木の形に赤いシール。(←りんご?) こちらは集中力が切れていたそうで、ズレが一枚目より激しい(笑) 課題はそこまでだったが、3枚目があった。 もっと貼る~!と言うので、紙を用意して下さったそう。 こちらは印が無く、カノンちゃんは好きなようにシールを貼っていた。 ちゃんと取り組めたようで一安心。 お弁当も完食。 おかずは一人で食べ、もういらないというので、先生がゴハンを食べさせてくれたとのこと。 いつもゴハン残すのに凄いじゃん。 弁当に関しては私が居ない方がちゃんと食べるのかも。 泣いたのはあの一瞬だけでしたよ~と先生。 そうですか。 うまくやれたのは嬉しいけど、母が居なくても割と平気っていうのは、それはそれでどうなの?という気もする。 母と離れる=困る という発想が全く無い。 だからスーパーでも私の姿が見えないところに居ても平気。 迷子になったら困るな~なんて欠片も思ってないんだから。 言葉はかなり出てきたけど、こういう面はやっぱりなかなか年齢相応に追い付くことは難しいのかもしれない。 教えて身に付くことじゃないんだよね。 感覚だから。 迷子になったら家に帰れなくなって困るぞという「理屈」は教えられても、迷子になったらどうしよう!っていう「気持ち」は、教えられないよね。。。 もう少し指示が通るようになれば、離れちゃダメっていう指示は聞いてくれるようになるかも知れないけど、「分離不安」というものを心底理解するのは無理なのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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