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テーマ:発達に遅れのあるこども(184)
カテゴリ:カノンちゃんのこと
金曜日は療育の場所が違うので、カノンちゃんも車で走っているうちに何か察した様子。
なので「今日はカノンちゃん一人で行くんだよ」と言い聞かせた。 「ママは?」 「ママは行かないの」 「カノンちゃんは?」 「カノンちゃんは行くんだよ。カノンちゃんだけ行くの」 「ふーん…ぁかった(わかった)」 納得したかに見えたが、到着すると「降りない!!」と抵抗。 先生が迎えに出て来てくれて、カノンちゃんは先生に抱っこされた。 「いかーないで!いかないでよって!」 号泣するカノンちゃんに手を振って、車に乗り込み走り去る私。 車を駐車場に入れて入口に戻ってみると、もう泣き声は聞こえなかった。 諦めは早いんだよねぇ。 隣接した同施設内の喫茶店に入ると、去年一緒にここに通っていて、4月から保育園に通っている男の子K.F.君のママが居た。 今日はK.O.君のママがくるかな~と思って来たということだったが、K.O.君は幼稚園見学かなにかでお休みらしい。 H君も来ていないので、今日はカノンちゃんひとりなのだった。 コーヒーを注文してしばらくK.F.君ママとおしゃべり。 11時過ぎまでしゃべって、一旦帰宅。 帰りに本屋に寄って、家で食事をしたらもうお迎えの時間。 迎えに行くと、ちょうど先生とブロックの型はめにチャレンジしている最中だったので、気付かれないようにしばらく待った。 終わったと言うか、後少しというところで「ちょっと待っててー」とカノンちゃんが他ごとを始めたので入っていったら、さほど感激した様子も無く「ママ、たいまー(ただいま、『お帰り』の間違い」と寄って来た。 「あのねー、おさんぽ、いった。せんせーと。てついでいったのー」 「お散歩行ったんだ~。先生と手繋いで行ったんだね。よかったね」 「&%$ぁんこしたの!」 「ぶらんこ乗ったんだ」 「うん、そう!すだいした。すだい」 「滑り台もやったんだ」 「うん、そう!シューって。すだいしたのー」 「そっか~、シューってしたんだ。楽しかったね」 「うん!たのしかった」 その後先生から、公園で70過ぎくらいのおばあさんと、お互い一方通行なおしゃべりをしたことや、滑り台を滑った後、裏に回り込んで「無い!無い!」と言うので「何が無いの?」と聞いたら「あった!階段!」と視野が狭過ぎて滑り台の階段を探していた(笑)ことなどを聞いた。 一通り遊んだら「もうかえろっか?」とカノンちゃんの方から言い出して「おべんとたべておうちかえるわ」と勝手に予定を立てていたらしい。 「カノンちゃん、おかあさんがいないと、なんでも自分でやりますよ」 自分でお弁当をテーブルに持って来たり、水筒を出して来たり、普段何気なく私がやってしまっていることを、自分でやっていたそうだ。 嬉しかったのは、先生のこの台詞。 「言葉で自分の要求がしっかりできるようになってきて、コミュニケーションに困りませんでした。お弁当のとき『ティッシュとって』って言うので『何するの?』と聞いたら『あご、ついちゃったから、拭くから』とちゃんと答えてました。これだけ会話が成り立てば、幼稚園でもうまくやっていけるのではないかと思います。お友だちも最初は舌足らずなところが聞き取りにくいと思うかも知れませんが、ちゃんと聞こうと思ってくれれば通じる程度じゃないかと」 ちょっとカノンちゃんの幼稚園入園が楽しみになって来たかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月24日 11時52分13秒
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