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カテゴリ:私の愛する?旦那さま
それは私がロンドンにまだいた頃…
私が勤務していた花屋さんはロンドンでも一番?有名で規模も大きく スタッフもロンドンの本店だけで30名以上。 チームも3つに分けられているという、チェーン店ではない花屋にしては大きいものでした。 (その他支店がロンドン内にもう1つ、マンチェスター、バーミンガムにもありました) そしてそこでの主な仕事内容は ホテルの装花 ファションショー 映画製作での装飾提供 雑誌、出版 ウエディング などなど幅が広いのですが、(朝2、3時に起きてタクシーで現場に行かないといけないくらい過酷な労働条件です) その中でもっともみんなから嫌われていた仕事 それは セルフリッジという大きなデパート内に配置された花と植物の管理でした ご存知の方も多いと思いますが このセルフリッジ、ハロッズに並んで無駄にでかい!!! (あの迷路のようなハロッズよりはましです) そしてその仕事に配属されたチームは 死ぬほど思い花瓶を持って あちこち移動しなければならない その姿はまるで働き蟻(私たちはいつも黒い洋服しか着るのを許されていませんでした) そしてさらには エスカレーターの両サイドに配置された植物たち!!! 合計20点くらいでしょうか(すみません、詳しく覚えていません) 私たちは定期的にこの植物を替えなければならない。 これが死ぬほど重い!!!!!! 華奢な日本人の女性には絶対に動かすことすら出来ない!!!! それなのに それなのに 私はどういうわけか その日そこで仕事をしていた…号泣 あれは絶対 1つにつき、お米20キロぐらいの重さはありますよ!!!!! 普段はそこには 日本人スタッフが私しかいなかったので “チビチビ!!!” “日本人は何食ってんだ?”(君たちイギリス人女性がでかすぎるんだよ) と馬鹿にされているにもかかわらず こんなときだけ “日本人は見た目と違い根性があるから” “よく働くから!!!” “負けず嫌いだから” と訳のわからないことを言われ 働かされていた私(ここで“無理です”って正直に言わなかった私を偉いなーと思う今日この頃です) すると 突然、携帯が鳴り “俺たちの新婚旅行先もう決めたよー” “今ちょうどテレビで特集やっててさー” “どこかは内緒だけどねーーーーーーーーーーーーー!!!!!!” とそれは彼からだった… お家でゴロゴロ大好きな 混んでいる所が大嫌いな 自ら旅行の計画なんてしたことのない あの彼が!!!!!! 新婚旅行先を考えている!!!!!!!!! 夢かと思いましたよ、あたしは…本当に もしくは働かせれ続けて、頭がおかしくなったのかと… そこで私 “えーーーーーーどこ?どこ?(かなり興奮ぎみ) 彼“教えないよ!!ひ・み・つ!!!” “えーーーーーーー教えて、教えて、教えて” 彼“しょうがないなー” 彼“ザキントス!!!!!” “ザキントス??????” どこですか? そこは????? つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.23 09:55:40
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