花音の奥さま生活日記

私がイギリスのどこが好き？
と聞かれて、真っ先に答えることは
緑溢れる公園がたくさんあること！！！
というでしょう。
きっとロンドンは世界の主要都市、ニューヨークやロサンゼルス、ローマ、パリ、東京の中でもっとも緑が多く、心が安らぐ素敵な街だと思います(他の都市はどうかな？私はこのくらいしか訪れたことがないので…汗）

大学に通おうと思っていたあの頃(その夢は“仕事に就く”ということで破れるのですが…）
私なりに勉強をしていたつもりだった。
毎日、図書館に通うものの数時間するとお尻が痛くなるので
続きはいつも“リージェントパーク”という
私のお気に入りの公園で寝転びながら勉強していた(こりゃ、勉強といいませんね…）

このリージェントパークの素晴らしさは
口で表すことができない！！！
初めてここに訪れたとき
友達に“目をつぶって”と言われ、言われるがままになった私。
“目を開けていいよーー”
と言われ、私の目の前に広がっていたのは
あたり一面に広がるバラ！バラ！！バラ！！！

色気も可愛らしさも抜群のはずだったわたしでさえ
忘れていた何かを取り戻した！！！そんな感じです


ということでこの公園でバラの香りに包まれロマンチックでしょ！ここで隣にいい男がいれば最高なのに…
仰向けになって寝転がるのが大好きだった私(勉強はどこいった？？？？）



その日もいつものように
サンドイッチを持って公園へ(完全にピクニック気分…勉強は何処へ？？？？？）

真っ青な空と
新緑に包まれ
バラの香りを味わいながら

グーグーー寝ていた




すると30分たったでしょうか…



なんだか


私のお腹の上で





モゾモゾ動いている気がする





気のせいか？？？


と思ったが



やっぱりモゾモゾ動いている！！！！！




なんなんだーーー、虫じゃないよな？誰だコラーーーー！！


と思い恐る恐る目を開けると




かわいい赤ちゃんが、私のおっぱいを揉んでいた！！！



えーー？誰の子？？誰の子？？？？


とあたりをキョロキョロしたが


赤ちゃんを探している気配のするママやパパはいない…



私は身動きとれず
されるがまま(といっても赤ちゃんですからねーー、かわいいものです）


15分くらいたったでしょうか


私もだんだん体がしびれ限界が近づいた頃



3メートルくらい先で寝ていた夫婦が目を覚まし


私のおっぱいを揉んでいる赤ちゃんの名前と思われる名前を呼び出した

すると赤ちゃんは私の体の上で仁王立ちをしようとするのだが失敗し
コロコロっと転がっていった…


そこでお母さんはやっと自分の赤ちゃんに気がつき
転がったにもかかわらずキャーキャー叫び喜んでいる赤ちゃんに近寄り、抱きしめた。



“ごめんなさいねーーーーーー、私たち気づかなくてーーーー”


と言っていたが。



45分間、自分の赤ちゃんをホッタラカシとは…


ちょっと長すぎやしませんかぁーーーー？？？


私があまりの気持ちよさに(うふふ、ウソです）
赤ちゃんさらって行ってしまったらどうするんですか？？

世の中、野蛮な事件が多い中
日ごろの生活に疲れたママもパパも
おちおち寝てられないなー、かわいそうだなー(私は怠け者だなーーー）
と感じた私でした