花音の奥さま生活日記

ということで発狂しながら電話を切った私


すると、夜10時ごろ
ピンポーーーーーーンとドアのベルが鳴り、
そこには
本当に申し訳なさそうに、小さくなっている彼がいたふふっ、当然！！

ここで私はさらに一喝
“やっと一緒にいれるようになったのに…私は一緒にすごせる時間を大切にしたい”
飲み会は何もバレンタインの日ではなく、明日でもよかったんじゃないか？？？
と問いただした

そして彼は
“本当にごめんね。君の言うとおりだよ”
と罪を認めたので、私は怒りがおさまったかのように見えた

しかし

ここで私に

1つの疑問が生じる…

いくら位飲み代に消えたんだろうか？？？？



皆さまにはなーーーんてケチな女だと思われるかもしれないが、
ここで私がこんな疑問を抱いた経緯についてお話しましょう


実は私の愛する旦那
日本酒なら一升、ウイスキーやブランデーなら1瓶、ビールなら無限に…
というくらいの大酒のみなのである


そして大変申し訳ないのだが

いつも彼の上司に可愛がって頂き、飲みに行くとこの上司がお支払いを済ませてしまう…ということになっているらしいのです。
(この上司の奥さまにはなんと言っていいのやら…申し訳なく思っています。飲みに行かないように口をすっぱくしているのですが…）


そして私の旦那が言うには
この上司は
大変仕事が出来
社内でも大変尊敬されている存在で
もちろん旦那もものすごく尊敬している！



しかし

なかなか完璧な人間はいない…

この上司にも

女性から見て一点だけ気になる所がある

それは、この上司…

大変お酒がすきなのは構わないのだが

お友達と飲んではキャバクラに寄り
会社の仲間と飲んではキャバクラに寄り
部下を飲みに連れてはキャバクラに寄る
(私の旦那はそういう場所が苦手なので、誘われても断っていると言い張っている）

お酒の〆はいつもキャバクラなのである





気持ちいいくらいの豪遊っぷりである！！！


もちろん彼にはそれだけの資金があるわけで
豪遊したところで何も問題がないのかもしれない。
(どんなに資金があっても我が家では許されませんけど！！！）


しかしそんな彼にも強敵が…


もちろん彼の奥さまである


ついにクレジットカードの明細を発見した奥さま
その額に発狂し
彼からクレジットカードを取り上げたようである！！！！
当然の報い、私から見れば当たり前である！！！


奥さま万歳！！！！ワーーーイ！！！


？？？


ちょっと待てよ…


ということは


彼はクレジットカードを持っていないわけで


一体？？？

一体誰が支払ったんだ？？？？うちの旦那かーー？？？


もちろん、彼の上司には日ごろから大変お世話になっているので
いつかお食事に誘いたいと思っていた。
というわけで彼が支払ったならこれは恩返し？のいいチャンスになったのかもしれない


しかし


一体何人で飲みに行ったんだーーーー？？？
ここで頭のよい女性なら割り勘という手段があることに気づくはず…
しかし男性にとって割り勘て恥ずかしいことなのでしょうか？？
うちの主人の仲間の間では割り勘という言葉は存在しない。いつもその中の１名が全て支払うのである…
なんて男というのは頭の悪い生き物なんだ！！！（私の主人だけですね、すみません）


おいおいっ…


彼が気持ちよくお風呂に入っているそばで

私はだんだん気持ち悪くなってきた



つづく