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さてさて… そんなわけで私たちはイタリア語が話せるギリシア人をパートーナーとして迎え、ゴンドラから見るベネチアを満喫! うしし、私たちのプラン通り、うまくいってるじゃないかーー!! と我ながらあっぱれだった… しかし、 ゴンドラでの漂流を終え、岸に戻ってくると 彼らは何気なく財布を出し 支払いをしてしまった…私たちの分まで(あまりに自然なので“うーー、こりゃー女の扱いになれてらっしゃる…これが欧米人かぁーーーーとその行動を受け入れてしまった) 心の中で一石二鳥!棚からぼたもち!とはこのことかぁーーーー!!!!とガッツポウズをしてしまった私たち(表現が適切ではないですね…ボキャブラが少なくて申し訳ないです) そのときの私たちの頭には ただより高いものはないという言葉は残念ながら浮かんでこなかった…(そうです、アホです、アホ!!!) ということでルンルン気分で “ありがとうございました!!!それでは残りの旅を楽しんでくださいね!さようならーーーーっ!!” とその場を去ろうとしたとき
彼らが私たちの前にはばかり…
せっかくだから
一緒に食事に行ってくれないか???? さらには
“僕たちだって君たちの要望に応えたんだから(笑)” “今度は君たちが僕たちの要望に応える番だよーーーーー(笑)”とっても嬉しそう… “えーーーーー??…あなたたちの要求って何なの???” なんて紳士な人たちなんだーー(もちろんおごってくれたから…)ここからは私たち二人で地元の“食”を求め、散策するつもりだったのに… “もしかしてこの人たち不純なことを考えてるんじゃないでしょうねーー!?” “全く、これだから男は嫌なのよー”もちろん逆ナンパした私たちが悪いです とここでやっと やっと
やーーーーーっと
男には下心がつきものだというとを思い出した!!!!遅いぞ!遅いぞ!!もっと早く思い出せっっ!!!!!!!!
それなのに、
それなのに…
何なんでしょうねーーー私たち 変な所で
義理人情!!!!!という気持ちが働いてしまう…
本当何なんでしょうねーーーー 自分たちの身に危険を感じ始めている中で、
なーーんとなく
やっぱりゴンドラに一緒に乗ってもらったし… さらにはおごってもらったし… このまま彼らを置いていったらバチがあたるんじゃないか??あまりに調子良すぎるんじゃないか????? と義務感を感じ…
お食事を一緒にする!食事だけなら… ということで私たちのまたまた意見が一致…
これでいいのか?これでいいのか??これでいいのか??? と思いながら ギリシア人の暑い視線とエスコートの下
イタリアレストランへ向かった…
そして 心の中で“これで私たちの義務は果たした”
と思っていたのだが…
世の中そんなに甘くない
つづく
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