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花音の奥さま生活日記

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2006.05.13
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今日は私の父をご紹介したいと思いますスマイル(大したネタではありませんが…)

 

私の父は幼い頃、あまり裕福でない家庭に育ち(おじいちゃん、おばあちゃん、ごめんね…)

父は大学受験の時、みかん箱の上で勉強していたと聞いている

そんな父を一言で言うなら「堅物」

完全に脳みそが理系思考の研究員だった(研究員としての寿命が終わった後、今の職場に移動になりました)

 

仕事が好きで、家庭サービスよりも働くことを優先していた父(育ってきた環境への反骨精神もあったのかもしれません)

 

ここで私の母はというと…私の母は3姉妹の次女で

早くに母の母、つまり私のおばあちゃんを亡くしているので

この3姉妹の団結力は強く

お正月の集まりも母方の親戚と過ごすのが毎年恒例である

そしてお酒を飲み、みんながほろ酔い気分になってきた頃

私のおばちゃんちゃんたちは口をそろえて

“***さん(私の父の名前)は本当に昔は厳格だったわよねー”

“本当、今では想像もつかないわよねーー”

“***ちゃんたちもかわいそうだったわねーーー”

と言われる

 

確かに私が中学校受験の準備を始める前

小学校4年生頃までは父は厳しかった気がする

平日は仕事で帰りが遅いのであまり顔を合わせることがなかったのだが

休日は…

父が家庭の主導権を握っていたように思う(今では考えられません!!)

夕飯のときに見るテレビは7時からのニュース

そしてその後日曜アニメ劇場?(小公女セーラとかハイジとか…)

を見た後、8時にはベットに入るというのが我が家の決まりだった(ということで当時流行っていた歌謡曲やテレビ番組の話題には学校でついていけなかった…小学生の苦い思い出です)

それはどんな日でも例外ではなく、お正月も春休みも夏休みも一貫して守り続けられたルールだったので

私のおばちゃんたちは

8時には引きづられてベットに連れて行かれる私や弟をみて、大変気の毒に思っていたようであるどくろ

 

肝心の私が父をどう思っていたかというと…(弟がどう思っていたのかは分かりませんが…)

確かに小うるさく

厳格と言えば厳格だったが

今思えば

子供との接し方が得意ではなかっただけで

昔からそんなに悪い父ではなかった

料理が好きな父は、週末男の手料理を披露してくれていたし

中学受験に成功したときも父が一番に喜んでくれた

そして何よりも私は今まで

父と母の喧嘩を見たことがない

いやぁーーーー細かいのはいっぱいありますよ!!!!!

特に母から聞く父への不満には慣れていますどくろ

しかし大声を上げて怒ったり、怒鳴ったり…無視をしたり

険悪な雰囲気になる喧嘩は見たことがない(隠れてやっていたんでしょう、夜の8時以降に…笑)

 

ということである意味、私は父のことを尊敬していた(いい娘でしょ!!うふふ)

家族旅行がなくても夏休み何処にいけなくても

特に塾通いを始めてから…(何だかその当時は塾も楽しかったわけですよ…今考えるとありえないのですが…夏の強化合宿も正月特訓も楽しんでやっていたわけです…恐ろしきマインドコントロールです)

 

しかし高校一年のある日

私の父への想いは一変する!!!!!!

 

それは私が高校一年生だったときの、ある土曜の日

部活から疲れて私はトボトボ帰宅した(私は新体操部に入りバレーを習うとい日々を送っていた…今の体系からは想像もつきません…くすんっ(泣))

当時の私たちの家は、玄関に入る前からリビングの様子を見ることが出来る(リビングが玄関よりも突き出ていたため、窓から中の様子が丸見えなのです。想像つきますか?)

その日疲れて帰宅した私が目にしたものは…どくろ

 

ソファーに座る父と

 

テレビ

 

そしてそのテレビには…

 

何ともいやらしい映像が映っている…

 

それが俗に言うアダルトビデオだったのか

はたまた映画のワンシーンだっだのか

 

そんなことは私にはどうでもよかった…

 

ただただショックで

ショックで

 

ショックで

 

そのショックはいつしか怒りと変わり…炎

 

私の父を見る目は完全に変わった!!!!!!!!!

汚いものを見るような目で、父を無視し続けて1ヶ月どくろ

怒りはだんだんおさまったものの、以降数年間、失った父の威厳は戻ることなく、私の父への態度はそれはそれは冷たいものだった

 

何が起きたのかさっぱり理解できていない父どくろ(父には未だに私が彼に冷たい態度を取った理由をおしえていません)

父の立場はだんだん小さくなり、完全に主導権が女性の母と私に移行した!!!

家庭内での絶対なる権力を得た私だがきらきら

“お父さんに限って…お父さんに限って…”という父への失望感は変わらなかった(かわいそうですね、男親って…笑)

 

本当にショックだった私は友人にこのことを話すことさえ躊躇っていた

が…私の通っていた高校は女子高で

何ともオープンな情報が飛び交う(好奇心旺盛な時期なので…)

そして私が耳にした情報は…どくろ

“私ねーーー、毎朝確認していることがあるの”

“毎朝、両親の寝室に行って、隠してあるコンドームの数を数えるんだ!!!”

はぁーーーーーーーーーーっ????

何のためにあなたはそんな物数えるんですか?????

 

もちろん堅物な父を持った堅物な娘の気持ちは

そんなアホ話を聞いたところで癒されることもなく

父はますます家の中で小さくなっていった…どくろ

 

つづく

 

 

 






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Last updated  2006.07.22 16:22:37
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