172481 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

花音の奥さま生活日記

花音の奥さま生活日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

花音*kanonn

花音*kanonn

Calendar

Favorite Blog

国際結婚した私 naked fishさん
Message f… Mrs.BOOさん
アメリカでの日々 greenpiさん
イギリスでの… Royalさん
::手作りDays:: milow510さん

Comments

名無しの修羅@ Re:ハムスターよ、さようなら…2(05/24) 面白くもクソもねえよ お前が死ねよfack(°…
とおりすがり@ Re:ハムスターよ、さようなら…2(05/24) さいてー!! 踏まれたハムスターを何だと…
きつね0558@ Re:ご報告(10/14) 知らないウチに更新されていたのですね。 …
yoshimatsu_yumi@yahoo.co.jp@ 試してみれば違いを実感できるはずです 湿布版ですが、これは足のむくみや疲れ、…
ハムハム子@ かわいそうです! えっと・・・「私が踏んだ"くらい&qu…

Freepage List

Headline News

2006.05.24
XML

人気blogランキングへ
人気Blog Rankingに参加しましたので、よろしくお願いしまーす!!

 

 

 それはある年のお正月…

 

お酒が完全に体内にまわり、宴もたけなわ

親戚一同、昔話に酔いしれていると

 

私の母の妹(つまり私のおばちゃん)がこう言った

 

 「***(息子)が可愛がっていたハムスターには心を痛めたわぁーーー」

 

この言葉をきっかけに封印されていたハムスター失踪の謎は解き明かされる

 

 

それは彼女の息子(私のいとこ)が幼稚園に行っていたときに起こった

この彼女の息子は

彼の飼うハムスターをそれはそれは可愛がっており、

幼稚園から帰るとポケットに押し込み、一緒に公園に行き(ハムスターはもちろん大迷惑)

帰るとキャベツやらにんじんやらひまわりの種やらを与え(巨大ハムスターの登場です)

お手製のジャングルジムでハムスターを遊ばせ(無理やりだったと思いますよ)

ハムスターを片手で握り締めながら夢見る彼(ハムスター生死の境目です)

 

このように彼はこのハムスターに惜しみない愛情を注いでいた…

 

 

しかし

 

B型でマイペースであまり細かいことを気にしない、おおらかな彼の母親…


 

野放しにされていたハムスターを(彼と一緒に寝ていたハムスター…彼は幼稚園に行く前にカゴに入れ忘れていた)

 

なんと

 

洗濯物を干そうと、大量の洗濯物を運んでいたそのときに…

 

視界が悪く

 

踏んずけてしまった…

 

嫌な予感と感触で、母親が気づいたときには既に時遅し…

 

彼の愛するハムスターは瀕死の状態

 

ここで

この母親の脳裏を横切った

驚くべき治療法とは

 

「暖めてあげれば復活するかもしれない」普通考えますか???)

 

ということで

 

瀕死のハムスターをこたつの中にいれ休養させることに(または「隠した」とも言います)

 

心配になって(息子の母親を恨む顔が想像できたのでしょう…)

1時間おきに

こたつの中で生死をさまようハムスターに

水をあげてみたり(意識不明なので飲むはずがない)

ちょっと動かしてみたり(余計なことはしないほうが良いと思うのですが…)

こたつから出してみたり(動揺が隠せない)

人工呼吸してみたり(これは嘘です…うししっ(笑))

 

とにかく彼女にできる全ての処置を試みたが

ハムスターは彼が幼稚園から帰る前に息をひきとった…

 

そして完全に酔っ払いながら、親戚の前でこの話(昔話)をする彼女

「本当あの時は大変だったわぁーーーーー」

「私が踏んだくらいで死んじゃうなんて…(普通です、私たちがダンプカーに引かれるのと同じですから)

「私びっくりしちゃったけど、出来ることはやったのよーー(こたつに隠すことが適切な行動だとは思いませんがね…

そして

「幼稚園から***(息子)が帰ってきたときはそれはもう大泣きして、大変だったわぁーー」(彼のハムスターに対する愛を考えれば当然です)

 

彼女の話によると

彼はしばらく夢でうなされ続け

夜中にむくっと起きてはハムスターの名前を呼び

号泣していたらしい…

そしてこの母親はそんな息子の隣で

「大丈夫、ちゃんと天国に行っているから」

自分の侵した罪を隠し通し

事件から数年間、彼が高校生になるまで

ハムスターはベランダから逃げ、失踪したことになっていた

そしてハムスターは野生に帰っていったという

なんともよく出来た作り話が出来上がっていた…

 

事実はというともちろん

彼女がハムスターを踏み潰し

動揺した結果、こたつに隠し(それでも応急処置はしたと本人は言っている)

息をひきとったハムスターを

動揺した結果、紙袋に包みマンションの共同ゴミ置き場へ…

 

こういっては何だが(彼女の息子の悲しみは計り知れないのだが)

「これがハムスターでよかった」と

この話を聞いた親戚一同が思った

ある正月の告白話だった

 

これが人間だったら立派な犯罪ですよ(いくらなんでも人間ならこんな行動はとらなかったと思いますが…一応フォローしておきます…笑)

今朝もひき逃げ事件でまだ捕まらない犯人のニュースを聞きました

自分の侵した罪をきちんと認め、その後の対応の仕方が人間のモラルに繋がると思います

 

私の叔母は罪を認めただけ良かったかな???

時効になっていると思いますがね…(ひき逃げ犯扱いしてごめんね、おばちゃん…笑)

息子の心の痛みはしばらく続いたことでしょう…

 

 

おしまい

 

 

 

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.24 10:35:26
コメント(13) | コメントを書く
[私のかわいい両親と楽しい仲間] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X