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カテゴリ:私のかわいい両親と楽しい仲間
ということで前回お話したように、私の友人Marooは
とっても気が強く、何だかよくわからないイスラム教徒なのだが(ちなみに、宗教に興味がある私。イスラム教だったりユダヤ教だったり…全くの無宗教の私にとって、色々な慣習を知るのは本当に興味深いです。自分自身の事になると、やっぱり私は都合のいいときに神様に祈ったりサンタさんを信じたりする、お調子者の無宗教者ですが…笑)
ある日
ロンドンに住む友人から電話が入り、
彼女の話になった。
すると、
なんと
彼が言うには
彼女は子供を産んだというじゃありませんかっ!!!!!←その名もジャスミン♪かわいい~!!!
ええぇぇぇぇぇ~っっ
こんな私が言うのもなんなんですけど…
彼女
24歳とはいえ
まだまだ子供ですからっっ!!!!!!
って、彼女もこんなオバサンに言われたくないとは思うが、
だって、
あの
クラブで飲んだくれて、踊りまくって深夜街を徘徊して
Tバックでお尻丸出しルックで、街中を豪遊して←なぜだか、彼女は金持ち…なぜだ??実家は石油王なのか???
他人との約束なんて守った試しのない
あの、ちゃらんぽらんを絵に描いたような彼女が…
子供ですと????????
まぁぁ~、とはいえ
彼女には愛する旦那さまもいるし←こちらも彼女の性格そっくり…毎晩深夜まで女性と豪遊。そのことでいつも彼女と大喧嘩。1度離婚して、再度結婚した…彼女は「彼は変わった!以前のようないい加減な彼ではない!!」と言い再婚したが、私たちから言わせると何も変わっていない。人が変わるってそんなに簡単なことじゃありませんよね…
24歳といえば立派なママになれるお年頃なわけで
よく考えれば、彼女にも優しい一面があるし←以前私にエジプト料理をもてなしてくれたことがある。って私は食べ物に釣られているだけ??笑
母性本能も刺激され
素晴らしいママになっているのかもしれない…
と思った私は、電話をくれた彼に聞いてみた。
「うわぁぁぁぁ~おめでとう!!!!!」 「じゃ、Marooはもうママなんだね!!!!」←先を越され、ちょっと悔しい…笑 「Marooの母親像は想像つかないけど、上手くやってる???赤ちゃんの扱いにももう慣れたのかな???」
すると
彼は電話口で大きなため息をつき
「彼女は最悪だよ!!!!」←ちなみにこの友人はゲイであり、一般の男性以上に女性の気持ちが分かる
「俺の友達は、みんなあいつのことが嫌いだ…というより呆然としている」←おぉぉぉ~呆れられるってよっぽどのことですよね。何があったんだ???
と言い、「花音、聞いてくれよ~」と言わんばかりに 彼女の近況報告を始めた。
彼いわく
彼女は赤ちゃんを授かった今も 夜中クラブを徘徊し、飲むは踊るは食べるはで豪遊 それが赤ちゃんをベビーシッターに預けて、一人で行くならまだしも クラブのようなうるさい場所に赤ちゃんを連れて行き マリファナや煙草の煙が蔓延している所に赤ちゃんを置きっぱなし 自分はガンガン飲んで吸って、赤ちゃんには目にもくれず タオルケットにも包まれていない赤ちゃんと朝5時まで飲みまくり←私の友人(ゲイ)は偶然遭遇し、慌ててどこかでバスタオルのようなものを買ってきて、包んであげたらしい…
おまけに まだ首も据わっていない赤ちゃんの抱っこの仕方が分からず(現在生後3~4ヶ月) 赤ちゃんを抱いてぶんぶん揺らしたり、宙ずりにし、 逆さまに抱いて(と言うより持って)、適当にそこら辺に放置したりしているらしい…
おいっっ!!!!!!
それを虐待って言うんだよ!!!!!!
これが1回や2回のことではなく、日常のことなので
始めは
「赤ちゃんをこんなところに連れ出して大丈夫???」←可愛くない彼女は、他人のアドバイスには聞く耳持たず
と心配していた友人達も
しまいには
「あいつは最悪な母親だ!!!」
「母親になる資格がない!!!」
と言いながらあきれ果てているらしい…←他人の助言を素直に聞けば、陰口叩かれることもないのに…
笑って済まされる話ではないのだが
アドバイスや注意をしてあげる以外に、私たちに出来ることはなく
1日も早く、彼女が母親として自覚し、赤ちゃんへの接し方を学んでもらうに他がない。
ただ一つ彼女がジャスミン(赤ちゃんの名前)のことを愛しているのは確かで、 赤ちゃんを見つめる目は本物の母親らしい
先日、私の友人が送ってきた写真の中に
彼女が新しくロンドンで出したお店の写真があった。
お店の名は「jasmin (ジャスミン)」←彼女は現在花屋を経営。つい最近まで警備員をしていたご主人は、現在「花瓶のディーラー」と言うことなのだが全く売れていないらしい…
早くその愛情の表現の仕方を学んで欲しいものである。
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